*

塩見周子「クールになりたい?」喜多見柚「うん……」


2:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:04:04.12 ID:IHy8VWuI0

ジワー……


喜多見柚「だって、暑すぎるんだもん……」グデー

喜多見柚(15)
喜多見柚(15)


塩見周子「確かにー……これじゃクールじゃなくてホットだよねー……」グニャー

塩見周子(18)
塩見周子(18)


「どうしてエアコン、壊れてるのカナー……」


周子「明日までの辛抱だってさ……いや、無理、溶ける……」



「これじゃホットゆずだよー……」


周子「……ゆず湯になっちゃうの?」


「ゆず湯……いいかも……でも暑いのはいやー」


周子「……じゃあ今日もクールになっちゃおうかー」


「おおっ!何か思いついたのカナ?」


周子「うんうん。柚も手伝ってねー」



3:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:05:24.32 ID:IHy8VWuI0

――屋上


周子「さーて、始めるよー」


「はーいっ♪」


周子「柚はビニールプールをお願い。あたしはパラソル立てるね」


「オッケー、任せて周子サン!」




「はぁっ……はぁっ……周子サーン、終わんないよー!」ゼーハー


「あれ?周子サン?」


周子「んっ……ぷはー、やっぱりキンキンに冷やした麦茶は……あ、柚終わったー?」ダラー


「なんでくつろいでるのかなー、周子サン?」ジトー


周子「いやー、プールだから水が必要だと思って、ホースといっしょにね?」


「一人だけ日陰でずるーい!ほら、交代交代っ!」



4:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:06:50.80 ID:IHy8VWuI0

周子「はぁっ……これ、結構疲れるんだね……!」ゼェゼェ


「おおっ、ふくらんだね!」


周子「おっかしいなー、茜ちゃんはあんなに簡単にやってたのに」


「茜チャンはいつも全力だからねっ」


周子「まあ、膨らんだしいいか。放水だーっ!」


「いえーっ!」



ダバー……


周子(水が溜まるまでは暇だなー……)


周子「……!」ピコーン


周子「柚ー、こっち向いてー」


「?」



5:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:08:01.29 ID:IHy8VWuI0

周子「ていっ」


バシャァァァァッ!


「わわっ!?冷たっ!!」


周子「へへへー、まだまだ行くよー」ニヤニヤ


「うわーっ、柚ピンチかも!!」アワワッ


周子「ほらほらっ、涼しくなれーっ!」



ジョロロロ……


ピタッ


周子「あれ?」


「止まっちゃった?」



7:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:09:57.68 ID:IHy8VWuI0

岡崎泰葉「もう……周子さん、柚ちゃんいじめちゃ駄目ですよ?」

岡崎泰葉(16)
岡崎泰葉(16)


周子「あ、泰葉に乃々ちゃんだ。おかえりー」


森久保乃々「ただいまですけど……ビニールプール、ですか?」

森久保乃々(14)
森久保乃々(14)


「そうだよっ!暑くて溶けちゃいそうだったからね」


周子「だから、二人でクールになろうとしてたん♪」


泰葉「なるほど……確かに暑いですよね」


乃々「もりくぼ達、アイスを買ってきたので……ふふ、皆さんで涼みましょう」


周子「やったーっ!泰葉も乃々ちゃんも大好きっ!」ギュウッ


乃々「あ、あぅ、その……むーりぃー……」ポワー


泰葉「乃々ちゃん困ってますよー。ほら、アイス食べましょう?」ピトッ


乃々「ひゃぁっ!?つ、冷たいのもむーりぃー……!」アワワワ


「泰葉チャン、じつはすごく楽しんでないカナ」


泰葉「……ここじゃ日差しが強いので、事務所に戻りましょうか」



8:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:14:53.89 ID:IHy8VWuI0

――事務所


泰葉「えー、こほん。それじゃアイスを食べましょう」


周子「へへー、あたしはどれにしようかなー」ガサガサ


泰葉「クールになりたい柚ちゃんにはこれです。クーリッシュです」


「おおっ!クールになれそう!」


泰葉「これで今日から柚ちゃんもクールの仲間入りですよっ!」ドヤ


「おおーっ、すごい……!柚もクールになるーっ♪」


乃々「ゆ、柚さん……?」


周子「乃々ちゃん乃々ちゃん、気にしなーい。はい、あーん」ヒョイッ


乃々「あむ……ひゅめたいでふ……」


周子「はーっ、やっぱり暑い日にアイスは最高ー♪」


乃々「ん……ちゅーちゅーちゅぶりらちゅぶりららー……ふふ」



9:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:17:26.76 ID:IHy8VWuI0

泰葉「そういえば周子さん……ビニールプールはどうするんですか?」


周子「んー?」


泰葉「四人では流石に狭いですよね……」


乃々「……どうして四人で入るのが前提なんでしょうか」


「確かに……というか二人でも狭いんじゃないカナ」


乃々「もりくぼとしてはお二人が入ってるのも……いえ、なんでもないですけど」


泰葉「ところで、どうしてビニールプールなんですか?」


周子「そりゃあたしが……あっ」


「?」


泰葉「周子さん?」


周子(あちゃー……今更あたし一人で涼むためとは言えないなー……ん、そういえば)


周子「みんな、いいこと思いついたからちょっと手伝って!」


「うん……でも、どうするの周子サン?」


周子「ふふふー、しゅーこちゃんにお任せー」


10:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:18:17.24 ID:IHy8VWuI0

――屋上


周子「さあみんなー!武器は持ったかー!」


泰葉「おーっ!」ビシッ


「いえーっ!」ビシィッ


乃々「……水鉄砲なんて、事務所にあったんですね」


周子「うんうん。去年の夏にPさんが遊んでたのを思い出したのだー」


乃々「も、もりくぼはちょっと……いえ、涼しくなりたいですけど」


泰葉「私、こういう風に遊んだことなくて……えっと、こうですか?」ビシュッ


乃々「はぅっ?!」バシャッ


泰葉「あっ、ご、ごめん乃々ちゃ……きゃぁっ!?」バシャァッ


「へへー、隙ありだよ!」


周子「おお、いいねぇ柚。やる気まんまんだ」


乃々「つ、冷たいんですけど……」


11:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:20:33.72 ID:IHy8VWuI0

周子「てことで。えいっ」ビシュッ


「わわっ?!やったな周子サンッ!」バシュッ


周子「へへー、おいでおいでー!」ヒョイッ


「むーっ……!こうなったら!泰葉チャン!」


泰葉「えっ、私ですか?」


「……ハーゲンダッツでどうカナ」


泰葉「周子さん、覚悟っ!」ビシュッ


周子「わっ!?二人がかりはずるいんじゃない!?」


「へへー、作戦だよっ!」ビシュッ


泰葉「そういう事です!えいっ!」バシュッバシュッ


周子「うぐ……こうなったら!」


乃々「?」


12:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:22:22.39 ID:IHy8VWuI0

ヒョイッ


乃々「!?」


周子「乃々ちゃんバリアー!」


「あっ!」


泰葉「ああ……!!」


乃々「し、周子さん……!?」


周子「ふっふっふ……乃々ちゃんがどうなってもいいのかなー?」ドヤァ


「撃ったら乃々チャンに当たっちゃう……!!」アワワ


泰葉「ど、どうしましょう……?!」オロオロ


乃々「……」


乃々「……えいっ」バシャッ


周子「ひゃぁっ!?冷たっ?!」


13:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:23:27.43 ID:IHy8VWuI0

乃々「ふふ、ふふふ……自分の身は自分で守らないと、ですけど……」ニヤ


「おおーっ!乃々チャンすごーいっ!」


泰葉「乃々ちゃん流石ですねっ!」


周子「うぅ……不覚だー」


泰葉「これで3対1ですね。正義は勝つんです」ドヤァァァ


乃々「……えい」ビシュッ


泰葉「きゃっ!の、乃々ちゃん?!」バシャッ


「い、いつもの乃々チャンじゃない……!」


周子「乃々ちゃんどうしちゃったん……!?」


乃々「ふふふ……さっきのお返しですけど……」


泰葉「し、集合ーっ!柚ちゃん!周子さんっ!!」


14:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:24:32.86 ID:IHy8VWuI0

泰葉「どうしましょう」ヒソヒソ


周子「どうにかしないとあたし達ずぶ濡れかもよ」ヒソヒソ


「柚達も撃てばいいんじゃないカナ」


泰葉「え……撃つの?」ヒソヒソ


周子「乃々ちゃん撃つん?」ヒソヒソ


「えっ」


泰葉「説得を試みましょう」ヒソヒソ


周子「話せば分かる、だね」ヒソヒソ


乃々「あの、もりくぼはもう満足したので、できればお手柔らかに……」ヒソヒソ


「乃々チャンしれーっと混ざってるよ?」


乃々「えっと、この事は内密にお願いしたいんですけど……」ヒソヒソ


「もうばれちゃってると思うんだけどなー」


17:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:26:13.99 ID:IHy8VWuI0

乃々「あ、そろそろもりくぼは定位置に戻りますので……」


泰葉「では説得で行きましょう」


周子「うん。任せた」


「大丈夫カナー?」



泰葉「こほん……乃々ちゃん、ここは平和的に解決しましょう」


乃々「そ、そうですか……」


泰葉「もう撃たないので」


乃々「本当ですか……?」


泰葉「……ハーゲンダッツ」


乃々「れ、歴史的和解ですけど……」ギュッ


泰葉「乃々ちゃんっ!」ギュッ


18:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:27:53.28 ID:IHy8VWuI0

泰葉「やりました」ドヤ


乃々「買収されちゃいましたけど……ふふ」


「これでいいのかな」


周子「いいんじゃないー?」


泰葉「ということでもう少し平和に涼みましょう」


「そうだねー……もう少し平和に水遊びしよう!」


乃々「あまり変わってない気がするんですけど……」


周子「気にしない気にしない。やったやられたとかナシだよー」


周子「ってことで、えい」バシュッバシュッ


「わっ!?周子サーンっ!」


泰葉「敵味方関係なし、ですよ!」バシャッ


乃々「……も、もりくぼもやるときは……やります、けど」


19:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:29:39.29 ID:IHy8VWuI0

――――


「お疲れ様ですー……あれ?誰もいない……いや、鞄があるな」


「……ホースが伸びてる……また周子か?」



「周子ー、またプール出してるのかー?」ガチャッ



泰葉「周子さん、覚悟ーっ!」ビシュッ


周子「甘い甘いっ!」ヒョイッ


バシャッ


泰葉「……!!」


周子「ん、どしたん泰葉……あっ」


「……」


周子「あはは、お帰りPさん……ご、ごめんね?あたしが避けたばっかりに……」


「……」


20:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:31:08.85 ID:IHy8VWuI0

周子「ご、ごめんってばPさん……ほら、笑って笑って?」


「ははは……あれだろ、水も滴るいい男って言いたいんだな?」


泰葉「そ、そういうわけじゃ……」


乃々「あの、プロデューサーさん……使いますか?」


「大丈夫だ。こんな時のために持ってる」チャキッ


乃々「えっ」


「さて、水鉄砲なんて一年ぶりだが……二人とも、何か言い残すことはあるか?」パシッパシッ


周子「えーっと……に、逃げろーっ!」


泰葉「わーっ!」


「待てっ、周子っ!泰葉っ!!」


21:◆.FkqD6/oh.:2014/07/07(月) 23:32:43.22 ID:IHy8VWuI0

ワーワーワー……


「……ねぇねぇ乃々チャン」


「今日も平和だねー」


乃々「そうですね……ふふ」


「よーし……待てー、Pサーンっ!柚もまぜてーっ!」


乃々「じゃあもりくぼも……あ、これは……そう、涼むため、ですけど」


END


元スレ
塩見周子「クールになりたい?」喜多見柚「うん……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404741781/

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  • 新年あけましておめでとうございます。 本日1月5日から平常更新再開いたしますので、改めて今年もよろしくお願いします。
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