*

佐藤心は我が道を行く

公開日: : いちゃいちゃ, コメディ


2:◆0zstGmOZRUno:2014/07/07(月) 14:12:40.81 ID:KmIy5a840
「あー、ダルっ……」ゴロン

佐藤心(26)
佐藤心(26)

社長「おい、社長室のソファーに寝転がるんじゃない」

「えー、だって意外と気持ちいいだもん✩ふかふかだし」

社長「そりゃ、いいやつ買ってるし」

「はぁとの布団よりもふかふかだよ✩」

社長「それは、布団ではなく布っていうんじゃないかな?」

「まあまあ。あのボケたらしが来るまで休ませて✩つーか、わかるよな。はぁとの年齢事情」

社長「おいおい。Pのことを裏でそんな風に言ってるのか……」

「いや、まじでアレはたらしでしょ」

社長「否定はできない」

「それで、はぁとのガラスのハートはボロボロなの」

社長「強化ガラスのくせに」

「何か言ったか✩」

社長「さとーさんはかわいそーですね」

「とにかく、はぁとのハートと体はボロボロなの✩休ませて✩」

社長「老朽化もひどいから仕方ないね」

「建物の話?」

社長「お前の体の話」

3:◆0zstGmOZRUno:2014/07/07(月) 14:24:09.84 ID:KmIy5a840
「あ゛~っ……」

社長「26歳、やばいですね」

「まあ、ちょっとね。体はピチピチだから大丈夫だよ✩」

社長「ま、26歳だったら後30年近く働かないといけませんからね」

「でも若い子とさ、比べるとやっぱり老朽化って感じるんだよね……」

社長「ま、それはしょうがない。彼女らは成長期だからね」

「はぁとはいつまでもはぁとのままでいられるから安心してね✩まあ、衰えはあるけど」

社長「悲しいなぁ……」

「ちょっと、フォローしてよね✩てか、しろ✩」

社長「君のメンタルヘルスまでは面倒見切れないんで」

「はぁとはね、か弱い女の子だよ✩」

社長「か弱い女の子は、社長室でデカイ態度取らねーよ」

「は?」

社長「何か間違ったこと言ったか?」

「いやいや、お前以外にデカい態度取らないから✩」

社長「一応、言っておこう。私は社長だ」

「でも、人間としては一番の小物でしょ✩」

社長「否定しかできない」


15:◆0zstGmOZRUno:2014/07/09(水) 01:20:32.79 ID:klcQpuIP0
「しゅがーはぁとは媚びない高潔なハートの持ち主なんだよ☆」

社長「もう許せるぞ、オイ!!」

P「あ、どうも。お疲れ様です」

社長「おお、お疲れ」

「おっつー、ちょっと肩と腰の辺りお願いしたいんだけど」

P「いいですよ」

社長「あと、ここじゃなくて仮眠室でやって」

P「まあまあ、どうせ使わない部屋ですし……」

社長「使いますけど」

「はぁととお客さん、どっちが大切なの?」

社長「比べるまでもない」

「はぁと?」

社長「お客さんに決まってるでしょう」

「えー、はぁと悲しくなっちゃう☆」

P「仲いいですね」

社長「君は総合病院に行くべきだ。目と耳が悪い」

「あと、頭も」

社長「まあ、それはこんなの連れてくる時点でわかってたけど」

「屋上☆」
17:◆0zstGmOZRUno:2014/07/09(水) 01:31:29.15 ID:klcQpuIP0
P「まあまあ。それは置いておいて、強めがいいですか?」

「結構、しっかり目にやって☆肩が痛いし」

P「甲子園のエースでもあんな数のハートは投げんでしょ」

「いや、ちょっと、ね」

社長「まあ、言ったところで仕方ないか」

P「じゃあ、腰からいきますよー、えいっ」

「ギャッ」ゴキッ

社長「今、鳴っちゃいけない音がしたよね!!」

P「このくらいしないと」

社長「それこそ痛めるだろ!!」

P「でも、このアゼルバイジャン式マッサージだと……」

社長「適当に変なやつ手出すなよ」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

P「大丈夫ですかね」

社長「湿布とってくる」
20:◆0zstGmOZRUno:2014/07/09(水) 01:44:44.24 ID:klcQpuIP0
「いやー、早苗さんみたいにはなるまいと思ってたんだけどな☆」

P「聞かれたら怒られますよ」

社長「いないからこそ言えるんでしょう」

「ちょっと、腰をやったバツとしてジュース☆買って☆」

社長「おいおい、Pを使いっぱしりにするなよ」

P「大丈夫ですよ。佐藤さんは俺にとって大切な人ですから」

「え、ちょっ……」

P「これぐらい苦にもなりません。じゃあ、行ってきますね」

社長「お、おお、いってらっしゃい」

「いや、でも、それはそれで……、ちょっと、でも……」

社長「とりあえず、深呼吸だ」

「すー、はー、すー、はー」

社長「さっきジュースを買いに行った男は?」

「天然ジゴロ、女たらし、憧れの的」

社長「よって、さっきの言葉は?」

「おそらく全員に言ってる」

社長「……」

「……」

社長「乙女心はわからないけど、防弾性のガラスのハートに傷はついた事は確実かなぁ」

「はぁとの心はダイアモンド☆傷には強いけど衝撃には弱いんだぞ……」

社長「かわいそうに。26にもなって高校生みたいなナーバスに陥っている」
23:◆0zstGmOZRUno[saga sage] 投稿日:2014/07/09(水) 01:59:49.58 ID:klcQpuIP0
P「ジュース買ってきましたよ。あ、社長にはこれを」

社長「これ、おしるこなんだけど……、夏だよね、今」

P「すいません。売り切れてて」

社長「じゃあ、買わなくていいよ。ていうか、返す」

P「いらないです」

社長「私も同じ気持ち」

「なんでもいいから、早くジュース☆寄越せ☆」

社長「口移しでもいいのかな?」

「え?いや……、その……」

P「佐藤さんは俺との口移しは嫌ですか?」

社長「なんでやる気満々なんだよ」

「いや……、その……、嫌じゃないけど……、つ、冷たいのが飲みたいかな!!」

P「じゃあ、俺が口に氷を含みますね」

社長「その発想はなかった」

「つーか、分かれよ☆しない、ってこと☆」

P「安心しました」

社長「こちら側のセリフだよ」
24:◆0zstGmOZRUno:2014/07/09(水) 02:07:41.14 ID:klcQpuIP0
「いい。しゅがーはぁとはみんなのものだから冗談でもあんなことしちゃダメだぞ☆」

P「はい。分かりました。俺、佐藤さんがいつも以上にトチ狂ったのかと思って、つい……」

「お前、自分が何言ってるのか分かってないだろ」

社長「いいじゃん。概ね間違ってないんだし」

「屋上☆しかも、二回目☆」

社長「ノルマはあと一回かな」

P「がんばってください!!」

社長「うん、頑張るよ」

「今すぐノルマ達成させてやろうか☆」

P「佐藤さんって優しいんですね」

社長「Pさんって本当に頭空っぽなんですね」

「これが皮肉じゃないのが怖いね☆」

P「でも、俺、佐藤さんの優しいところ好きですよ」

「えっ、いや……、その……、普通に嬉しくて……、あ、涙が……」

社長「踊らされすぎ!!」
29:◆0zstGmOZRUno:2014/07/10(木) 17:27:39.89 ID:j1vmIzGl0
「もうどうでもいいから早く寄越せ☆」

P「あ、これですね」

「さすが、プロデューサー☆分かってる☆」

社長「そういえば今日はレッスンあるんだろ。その腰じゃあどうしようもないし、休みの連絡入れておくか?」

「しゅがーはぁとはこんなことでめげな……、っ!!」

社長「電話かけるわ」

P「すいません。俺が力を入れすぎたばっかりに……」

「大丈夫☆次からは頼まないから☆」

社長「ま、仮眠室でゆっくりしてていいよ。ここだと仕事の邪魔だし」

「う、動けないかも……」

社長「……」

P「俺が抱えていきますよ」

「え、ちょっ、それ、お姫様抱っこじゃ……」

社長「頼むよ」

「まじで恥ずかしい……」
30:◆0zstGmOZRUno:2014/07/12(土) 17:07:07.52 ID:ZM160mhe0
「……、ねぇ、プロデューサー」

P「どうしました?」

「はぁとのこと、どう思う?」

P「痛いところはあるけど、いい人だなぁって」

「痛いじゃねーよ、カワいたいだよ☆」

P「でも、なんでそんなことを聞くんですか?」

「なんでもない……」

P「一人で部屋に帰れそうですか?」

「大丈夫☆」

P「では、俺は年少組の方に……」

「頑張ってね☆」

P「ありがとうございます」

「はぁ~、一体どうしたらいいんだろ」
31:◆0zstGmOZRUno:2014/07/13(日) 01:56:05.30 ID:kwR+9Kvy0
~翌日~

「置物、いる?」

社長「社長に向かって随分なご挨拶だな」

「良かった、暇そうで☆」

社長「書類が山のようにあるんですが、それは……」

「気にするな☆」

社長「気にするわ!!」

「いや、ちょっと相談があるんだけど☆」

社長「ん?」

「その、実はね、あ、あ……、あのさ、はぁとは、その……、ぷ、ぷ、プロデューサーのことが……」

社長「好きなのかもしれない☆、とかじゃないよね」

「☆つけんな、吹っ飛ばすぞ☆」

社長「そっか、そうなんだ」

「でも、あんまり驚いてないね☆」

社長「100回くらいその相談を受けたからね」

「へ!?」
32:◆0zstGmOZRUno:2014/07/13(日) 03:41:41.69 ID:kwR+9Kvy0
「マジで、そんなに……」

社長「まあ、大体言うことは一緒だけどね」

「なんか作業的☆」

社長「二日に一回とかあったからね。もう、なんていうか、うん」

「早く言えよ☆これでも忙しいんだよ☆」

社長「ん~、まあ自分次第だよね」

「なんという投げっぱ☆」

社長「いや、でも現状のままがいいならそのままの関係を続けていけばいいし。あるいは告白してもいい。告白する勇気も権利も私のものではないしね。私がどうこうできる問題じゃあないよ」

「そうだよね……」

社長「吹っ切れたかい?」

「微妙☆」

社長「まあ、大分吹っ切れてるね」

「でも、ありがとな☆」

社長「いやいや、礼を言われることはしてないよ」

「そういえばそうだね☆」

社長「君は謙遜って言葉や概念を知らな……、あっ…、すまん」

「屋上☆」
34:◆0zstGmOZRUno:2014/07/14(月) 00:25:38.15 ID:7EAfQBq+0
「あ~、もう、決めたわ☆」

社長「そうか、で、どうするんだい?」

「まだ、はぁとははぁとでいたいし、アイドルも楽しいし、まだ色恋に走るときじゃないと思うんだよね☆」

社長「うんうん」

「だから、取られないように今から唾でもつけておこうかなー、って☆おい、こっち向けよ☆」

社長「うん、君の答えがそれならそれでいいんじゃないかな」

「……、まあ、励ましとして受け取っておくわ」

社長「そうしてくれると嬉しいね」

「あ、プロデューサーじゃん☆じゃあ、行ってくるね☆」

社長「いってらっしゃい。二度と来るなよ」

「大丈夫、無視するから☆」

社長「やれやれ、あの人もこういうことで悩むのか……。ま、それもそれで面白いけどね」












「ねぇねぇ、プロデューサー。プロデューサーとはぁとはもう運命共同体ね♪周りに変なこと言うなよ☆」


               完


元スレ
【モバマス】佐藤心は我が道を行く
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404709177/

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  • 新年あけましておめでとうございます。 本日1月5日から平常更新再開いたしますので、改めて今年もよろしくお願いします。
PAGE TOP ↑