*

愛「お世話になりました」石川「おつかれさま」


2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/23(金) 23:29:20.57 ID:TUENf3Deo

「あんなに頑張ったのに……」

石川「愛、この負けをバネに成長なさい」

石川(これでこの子も諦めて、日高舞の名前を使ってくれる……)

「やっぱりあたし、ダメなんだぁぁぁぁーーーー!」ダッ

石川「え? ちょ、待ちなさい! 愛!」





絵理「……今、愛ちゃんが凄いスピードで出ていった……」

「あの、何かあったんですか?」

石川「……」

まなみ「え、えっと……じ、実はね」

石川「待って、まなみ。私から話すわ」

まなみ「……はい。お願いします」

4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/23(金) 23:30:39.64 ID:TUENf3Deo

石川「新人オーディション、愛は落ちたわ」

「そんな……あんなに頑張ってたのに」

石川「頑張った人全員が報われるわけじゃないわ。愛だけが頑張ったわけじゃない……明暗を分けたのはその努力と、運よ。どうしようもないわ」

絵理「それで、愛ちゃんはショックを受けて……」

石川「……実は、私と愛は一つの約束をしていたの。今回のオーディションについてね」

「……それって、愛ちゃんが耐えられないものだったんですか?」

石川「……ええ、そうだったみたいね。愛が落ちたら、ある事を公表してもらうつもりだったの」

絵理「あること?」

石川「……きっと、愛は戻ってこないわ。だから、この話もこれでおしまい」

5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/23(金) 23:31:33.26 ID:TUENf3Deo

―――
――


翌日 日高家

「」ポケー

「やっぱり、ちゃんと挨拶とか、しないとダメだよね……」

 トンッ トンッ トンッ

「おはよー……」

「おはよー。朝御飯はもう少し待ってね」

「うん……」

「どうしたの? アイドルやめたこと、納得いったんじゃないの? それともまだ眠いだけ?」

「違うよ。昨日、事務所のみんなに何も言わないで、泣いて飛び出しちゃったから……ちゃんと挨拶したり、後始末したりしなきゃって」

「そうね……。何も言わないのはスッキリしないわよね。学校終わったら寄って来る? それとも私が行ってこよっか? 親の仕事にしてもいいのよ?」

「ううん! あたしが行く。自分で行きたいの……最後ぐらい、自分で」

「……分かったわ。しっかりやってらっしゃい」

「うん」

7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/23(金) 23:33:12.91 ID:TUENf3Deo

学校


「」ポケー

教師「えー、それじゃあ……日高、72ページを訳してみて」

「」ポケー

教師「……日高」

隣の席「日高さん、日高さん!」

「え? あ、はい」ハッ

教師「……仕事疲れは、学業の言い訳にはならないので気をつけなさい。72ページを訳して」

「はい、すみませんでした! えーと……」

8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/23(金) 23:35:02.44 ID:TUENf3Deo

(……アイドル、無理だって分かったのに。ママも色々やって、自分に合うものを見つければいいって言ってくれたのに)

「はぁ~……」グデン

「愛、大丈夫? 音量低いよ? 具合悪いの? 保健室行く?」

「大丈夫だよー……」

「……アイドルも大変だろうけど、身体労わって――」

「やめたの」

「え?」

「アイドル、やめたの」

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/23(金) 23:37:14.43 ID:TUENf3Deo

「……いやいや、え? 愛、あんなになりたがってて、なったじゃん」

「……ダメだった。やってみたけど、無理だった」

「え、ええっ?」

「……オーディションで負けたら、ママのことをバラして活動する約束だったの」

「……嫌だったわけだ」

「ママの名前出してまでできないよ……あたしには、無理だったの」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/23(金) 23:39:27.70 ID:TUENf3Deo

「そっか……ま、まあ、なんだ。これから楽しい事いろいろあるよ」

「そうだね……だから、何か新しいこと見つけるつもり」

「そっかそっか!」

「そうなんだー」

「じゃ、じゃあ、頑張れよ」




「」グデン
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/25(日) 00:05:06.58 ID:MZ65nc3io

放課後


(なんだかみんな優しかったなぁ……気を遣ってもらっちゃった)

「……愛、今日これからどーすんの? ちょっと遊ぶ?」

「ごめん、これから事務所に挨拶に行くから」

「そっか。じゃあ、先帰るね」

「うん、また明日ー」


(明日から、何しよっかなぁ……)

「はぁ……」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/25(日) 00:06:07.32 ID:MZ65nc3io

 テクテク テクテク

(どう切り出したらいいんだろう……? やっぱり、最初は昨日の事謝らなきゃだよね)


「やっぱさー、日高舞の曲って今聞いてもいいなー」

「古くない? 今はちーちゃんとかさー」

「亜美派は私だけか」

「いや、でも舞は時代をだね――」


(……ママは今でも話題になるんだなぁ。あたしがママの名前を出したら、そこから先は全部、あたしじゃなくてママの活動の延長になっただろうなぁ……)
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/25(日) 00:07:25.82 ID:MZ65nc3io

「水谷絵理とかどう? 最近出てきたんだけど」

「秋月涼の同期だよね? 知ってる」

「あの二人これから売れてくと思うよ」


「」ピタリ


「いい感じだもんなぁ」

「持ってるっしょ、あの二人は」


「……」


「876プロってあんまり聞かないけど、これから伸びてくるかな」

「二人次第じゃない?」


「……」スタスタ
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/25(日) 00:08:19.13 ID:MZ65nc3io

(絵理さんも涼さんも、オーディションは乗り越えたんだよね……)

(あたしだけ……)

「……あっ、今日ViDaVo!の発売日だった」トテトテ





店員「いらっしゃいませー」

(今月の表紙は……春香さんだ)

『どんなに転んでも、何度だって起き上がって、前に進むんです』
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/28(水) 23:40:03.35 ID:cx1umI6jo

(……春香さん、春香さんが言ってくれたこと、今でも覚えてます。だけど……)

「……これ買います」

店員「ありがとうございます」


 トテトテ トテトテ

「」ペラリ

『最初は色んな事に躓いたりしました。だけど、そのたびに765プロの仲間やプロデューサーが支えてくれて、私も頑張らなきゃって、立ち上がれました』

(あたしも、支えられた)ペラリ

『これからアイドルを目指す人たちに、ですか? そうですね……』

(絵理さんとCDを作ったり、涼さんと買い出しに行ったり……)

『きっと、つらい事や苦しい事もあると思います。失敗も、一度や二度じゃないかもしれません』

(まなみさんとレッスンしたり、社長と約束したり……)

『だけど、涙を拭って、前へ進んでみてください。アイドルが好きなら、きっと――』

(……もう、戻れないんだ。あたし、立ち上がるのをやめちゃったから)

「……ごめんなさい、春香さん」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/28(水) 23:45:31.63 ID:cx1umI6jo

「……今度、春香さんに会ったらなんて言えばいいのかな? やっぱり、ごめんなさい、でいいのかな?」

「だけど、そこまで深い関わりがあるわけじゃないし……」

「うぅ……」トテトテ

「……」トテトテ

「考えてみれば」トテトテ

「アイドルやめたんだから、もう直接会う機会なんてほとんどないんだよね」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/28(水) 23:49:45.88 ID:cx1umI6jo

(とにかく、また会った時まで落ち込んでたら、それこそダメな気がする)

「そうだよ、新しいこと、何か見つければいいんだ!」

「アイドルは無理だって分かったんだし、今日から新しいあたし! そう決めたんだ!」

「頑張らなきゃ! おー!」

「……」

「」ペラリ


『アイドルが好きなら、きっと――』

「……!」バサッ

「……」パタン

「……はぁ~」トテトテ
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/05/28(水) 23:58:42.23 ID:cx1umI6jo

876プロ 事務所


「失礼しまーす……」

「あっ、愛ちゃん!」

「涼さん、おはようございます」

「……あの、愛ちゃん」

「涼さん!」

「……」

「あたし……アイドル、やめました! 色々、お世話になりました!」ペコリ

「……どうしても?」

「もう、無理って分かっちゃいましたから」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/01(日) 23:45:58.19 ID:M3RATYQOo

「愛ちゃん……愛ちゃんの決めることだから、私は何も言えないよ」

「……はい!」

「ただ、無理、してない? 後悔、してない? それだけ聞かせて」

「……大丈夫です! あたし、まだまだやれることもやりたいことも沢山ですから! 涼さんよりちょっぴり若いし、そのちょっぴりをゆーこー活用です!」

「愛ちゃん……」

「だから、えっと! その! ……無理も後悔もしてませんから、大丈夫ですよ」シュン

「……」

「涼さん、これからも応援してますから、頑張ってくださいね! ほらほら、仕事急ぎましょー!」

「……そう、だね。分かったよ」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/01(日) 23:47:24.54 ID:M3RATYQOo

「……」テクテク

「……」

「……」テクテク スッ

「……ぅ」ジワリ

「……愛ちゃん、僕は愛ちゃんとアイドルやれて、楽しかったんだよ?」

「……ありがとうございます」

「……行ってきます」ガチャリ
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/01(日) 23:49:41.87 ID:M3RATYQOo

「……涼さん、涼さん」

「とっても可愛くて、どこか頼りになって」

「アイドルらしいっていうのかなー……」

「……きっと、涼さんなら、このまま頑張ってアイドル続けられる」

「涼さんなら……」


 ガチャリ


「わわっ!? りょ、涼さ――」

絵理「あっ――」

「――絵理、さん」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 00:03:15.98 ID:FgaVxzpao
絵理「……」

「……あの、絵理さん!」

絵理「!?」ビクッ

「あっ……あの、その……あたし、アイドル……やめました!」

絵理「……愛、ちゃん。どうして?」

「その、やっぱり、無理だったみたいです。だから、アイドルは終わり――」

絵理「そうじゃない……」カツカツ

「え――?」

絵理「どうして? どうして愛ちゃんが無理だなんて言っちゃうの?」カツカツ

「絵理さん? あの、絵理さ――」


 カベドンッッ!


「ひゃっ!?」

絵理「愛ちゃん……あんなに、あんなにアイドルが好きだって……凄いって思って……」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 00:11:14.95 ID:FgaVxzpao

「絵理さん、手、どけてください……」

絵理「どけたら、愛ちゃんが行っちゃう」

「仕事の時間になりますよ?」

絵理「何があったかは分からない……。だけど、愛ちゃんがここで諦めるなんて……」グッ

「絵理さん!」

絵理「私は絶対に嫌! 愛ちゃんがアイドルを諦めるなんて嫌!」ポロポロ

「だって、無理だったんです! あたしは涼さんや絵理さんみたいに可愛くないし凄くもない!」

絵理「そんなことない……それに、愛ちゃんは誰より、アイドルが好きで……」

「叶わない夢を見てつらいのはもう嫌なんです!」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 00:18:59.07 ID:FgaVxzpao


絵理「叶わないなんて……」

「もうあたし、アイドル、できません。叶わないんです。社長と約束したけど、守っちゃったら、もうあたしじゃなくなっちゃう……」

絵理「……」

「絵理さん、あたし、ダメになるわけじゃないんです。新しい事、きっと見つけて、楽しくやっていきます。だから……」

絵理「それでも」

「絵理さん」

絵理「それでも私……アイドル日高愛が、いい……。行ってきます」カツカツ


 ガタンッ!


「……」

「絵理さん……」

「なんだか正反対な、絵理さん」

「ちょっとふわっとしてて、やっぱり正反対な絵理さん」

「……きっと大丈夫。絵理さんも、きっと大丈夫」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/02(月) 00:22:01.68 ID:FgaVxzpao

 ガチャリ


石川「……愛」

「社長……」

石川「……来てもらえるとは思わなかったわ」

「あの……」

石川「あとでこちらから挨拶に行くつもりだったの」

「き、昨日はごめんなさい! 突然飛び出したりしちゃって……」

石川「それはいいわよ。他に、何か言うことがあるからここに来たんじゃないの?」

【レス抽出】
対象スレ:「お世話になりました」石川「おつかれさま」
キーワード:LQMaH6kmo
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 22:58:14.00 ID:LQMaH6kmo

「……社長、本当、ありがとうございました」

石川「……」

「あたし、ちょっとの間でしたけど、アイドルやれて楽しかったです」

石川「楽しかった、か」

「はい。踊ったり、歌ったり……街に出て、営業したり、レッスンしたり。楽しかったです」

石川「そうね。あなたはとてもいきいきしていたわ」

「……だけど、やっぱり無理だって分かりました」

石川「……戻る気は、ないのね」

「社長は、もう許してくれませんよね?」

石川「ええ。うちは苦しい事務所だし、使えるものは使いたいもの。戻って来るなら、約束通り日高舞の娘として売り出すわ」

「それは、嫌なんです」

石川「分かっているわ。……私だって、愛と同じ立場だったらそう思うでしょうね」

「……」

石川「……そうね、もうやめましょう。言っても何も変わらないもの」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 23:08:00.64 ID:LQMaH6kmo


石川「この広いアイドル界で、夢を抱いて、だけど力及ばず飛べなくなる。何度も見てきたわ」

「……」

石川「親が偉大過ぎることも、レッスンが足りないことも、運がないことも、全ては同じことよ。だから、あなたが特別だなんて言ってあげない」

「……よくあること、ですか?」

石川「ええ、よくあることよ。誰もがトップアイドルの道を歩む権利を持っているけれど、その道を進み続けられるのはほんの一握り」

「あたし、そこから落ちたんですね……」

石川「別の道に移る準備をしただけよ。あなたの人生はこれからだもの」

「はい。それは、分かってます。今も、ちゃんと新しい何かを見つけようって思ってます」

石川「ええ、頑張って。応援しているわ」

「……ありがとう、ございます」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 23:19:30.06 ID:LQMaH6kmo

石川「それと、ね」ギュッ

「……?」

(社長の手って、冷たいんだ)

石川「あなたが短い間でも、頑張って、光に照らされて立っていた事を私は忘れないわ」

「社長……?」

石川「あなたはダメなんかじゃない。それだけは覚えていて」

「……社長がそう言ってくれるのは嬉しいです。だけど、あたし、もう……アイドルは無理って分かっちゃったんです」

石川「愛――」

「自分から諦めちゃったんです。無理だって、今でも思ってる」

石川「……」

「あたし、アイドルだった自分を忘れたりしちゃうんでしょうか? とってもつらくて……いつか、そうなっちゃうんでしょうか?」

(春香さんの言葉も――)
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 23:27:09.06 ID:LQMaH6kmo

石川「そうなる人もいる。さっきも言ったけど、あなたはこれからよ。これから、時間をかけて決めていけばいいわ」

「時間……」

石川「ええ、ゆっくりでいいの」

「……ママは、別にって言ってました。アイドルやめたの、笑わないし、呆れも怒りもしない。あたしが元気でいてくれればって」

石川「えっ!?」

「なんで驚くんです?」

石川「い、いえ、なんでもないわ……」

石川(ひ、日高舞がそんな普通の母親をやっているだなんて)

「あたし、もう少しゆっくり考えてみます。これからの自分」

石川「……それでも、ここに戻る、なんて選択肢はないのね」

「はい」



「お世話になりました」

石川「おつかれさま、日高さん」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 23:32:41.29 ID:LQMaH6kmo

―――
――


「……」

(876プロの事務所をこうして見上げるのも、今日が本当に最後)

(……いたのに、あたし)

(……さよなら、876プロ)

「事務所にもお世話になりました」ペコリ
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 23:35:47.33 ID:LQMaH6kmo

日高家


「ただいまー」

「おかえりー」

「876プロに挨拶してきたよー。えっと、色々渡されて、ママにも書いてもらいたいものがあるんだって。後で郵送してって」

「じゃあ、そこに置いておいてくれる?」

「はーい」

「愛」

「なぁに?」

「納得いった?」

「……うん」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 23:39:01.87 ID:LQMaH6kmo

―――
――

「ただいま。愛はどうだった?」
「ちゃんと事務所に話をしてきたわよ」
「そうか……。いいのか? お前も、顔を出しに行くんじゃなかったのか?」
「そりゃあ、改めて挨拶はするつもりだけど……もう少しだけ、愛を見ていてあげたいの」


「……」

(眠れない……パパ帰って来たし、おかえりを言ってこようかな?)

(……)

(この位置からだと、絵理さんと最初に作ったCDがどうしても見えちゃう……)
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/05(木) 23:44:19.78 ID:LQMaH6kmo

それから、しばらく経って――


『二人とも最初に会った時よりグーッと歌もダンスも上手になってて、私も頑張らなきゃって思っちゃうなー』
『春香さんには、まだ遠い?』
『私たちももっともっと頑張らなきゃですよ』


「……」

「愛ー、早く遊び行こー。こっちー」

「あっ、うん!」


 タッタッタ……ピタッ

「……」フリムキ


『それじゃあ、お二人に歌ってもらいます! HELLO!!』


「……」

「……愛、行こ?」

「うん……」

 スタスタ……


(あたしは、あそこに、行けなかった)

(だけど、まだあたしが終わったわけじゃない)

(別の道で、楽しめて、元気になれて……そんなこれからが、きっとある……)


おわり


元スレ
愛「お世話になりました」石川「おつかれさま」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400855269/

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  • 新年あけましておめでとうございます。 本日1月5日から平常更新再開いたしますので、改めて今年もよろしくお願いします。
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