*

アイドル「皆でPを無視してみる」

アイマス ハブられる雪歩

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 20:34:10.86 ID:StedxpPDO
「おはようございます」

春香「……」

千早「……」

美希「……」

(あ、あれ?聞こえなかったかな?)

「響、おはよう」

「……」

「貴音」

貴音「……」

「ゆ、雪歩」

雪歩「……お、お茶淹れてきます」

「……」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 20:47:11.61 ID:StedxpPDO
「僕も手伝うよ」イソイソ

「亜美、真美」

亜美「俺のターン!ドロー!」

真美「凄いぞー強いぞーカッコいいぞー!」

「あずささぁん」

あずさ「……」プイッ

「やよい!」

やよい「うっうー!伊織ちゃーん!」

伊織「ちょ、ちょっと!」

「律子ちゅわぁん」

律子「仕事仕事っと」カタカタ

「……」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 20:53:08.48 ID:StedxpPDO
(誰も返事をしてくれない……)

(何か悪いことをしてしまったのだろうか)

(心当たりは無いけど……)

(でも考えたら大半は思春期真っ盛り、男と話したくない時もあるか)

(しかしそれだったら貴音やあずささんは返事をしてくれてもいいよな)

(美希や亜美真美までだしな……)

(訳がわからないよ)
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:04:52.71 ID:StedxpPDO
「はぁ、とりあえず仕事しよう」

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」

「……」

小鳥「な、何ですか?」

「音無さぁぁぁぁぁん!!」バッ

小鳥「きゃあ!?」

「お、音無さんだけですよ、俺と話てくれたのは」

小鳥「え、あ、あぁー……」

「?」

小鳥「な、何でもないです」

小鳥(あれ本当にやってるんだ……)

―――
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:11:26.61 ID:StedxpPDO
昨夜

「お疲れさまでした」

春香「お疲れさまでーす」

千早「私達もそろそろ帰りましょうか」

やよい「はーい」

小鳥「ふぉっ……」

美希「小鳥?」

小鳥「ふおぉぉぉぉぉっ!!しゃあぁぁぁ!!」

亜美「なになに?どーしたの?」

小鳥「当たった……温泉ペアチケット当たったぁ!!」

真美「おぉー」パチパチ

小鳥「よーし!これで連休は楽しい温泉ライフが」

「で、誰と行くんだ?」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:15:58.28 ID:StedxpPDO
小鳥「……」

「あれ?」

春香「響ちゃん!そんなこと言っちゃダメだよ!」

あずさ「お、お父さんやお母さんと」

「それじゃぴよ子が余るぞ」

小鳥「……」ジワッ

「こ、小鳥さん」

雪歩「な、泣かないでください」

亜美「あーあ」

真美「泣ーかした泣ーかした」

「じ、自分のせいかぁ?」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:24:28.30 ID:StedxpPDO
千早「別にペアチケットだからって一人で行っても問題は無いでしょう」

小鳥「……」

やよい「うっうー!追い討ちですぅ!」

小鳥「……げる」

伊織「げる?」

小鳥「誰か、あげる」

春香「えっ!?」

小鳥「765プロ皆のお姉さんとして、会社の福利厚生的な……持ってけドロボー!!」

千早(やけっぱち)

美希(でも……)

あずさ(温泉……ペア……)

亜美「欲しい欲しい!」

真美「ちょーだいちょーだい!」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:34:16.28 ID:StedxpPDO
貴音「お待ちなさい双海真美、亜美」

あずさ「貴音ちゃん」

貴音「小鳥嬢のご好意に甘えるにしても、公正なやり方で決めるべきです」

雪歩「そ、そうですね」

小鳥(もらうのは確定……)

「よーし!だったらどうやって決める?腕相撲か?かけっこか?」

「何でもいいよ、負けないから」

貴音「いいえ、それでは成長や身体能力の都合で公平ではありません」

貴音「能力に左右されない勝負にすべきです」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:43:07.26 ID:StedxpPDO
千早「じゃあどうするの?」

貴音「……どうせ」

美希「?」

貴音「大方、誘いたい殿方は同じのはず」

春香「な、何の話かなー」

あずさ「あらあら」

千早「……さっきも言ったけど、一人で行っても」

律子「アイドルが男性と温泉旅行も問題が」

美希「ミキはハニーと行くの!」

やよい「プロデューサーと行くですぅ!」

律子「……頭痛くなってきたわ」

貴音「では律子嬢は不参加で?」

律子「そうは言ってないでしょう」

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:54:46.58 ID:StedxpPDO
「じゃあ全員参加というわけで、方法を決めようよ」

貴音「……」

春香「運動能力に頼らない戦い……ババ抜きとか?」

やよい「人生ゲームにしましょう」

雪歩「ポ、ポケモンとか」

貴音「無視しましょう」

「はぁ?」

貴音「あの方をひたすら無視し続け、最後まで貫き通したの勝ちです」

伊織「そんなむちゃくちゃな」

貴音「最後の栄冠を掴むために、どこまで我慢出来るか……私達の道にも通ずると思いますが?」

「うーん、言われてみればそんな気もするぞ」

貴音「異論が無ければ、明日から勝負です」

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 21:57:49.18 ID:StedxpPDO
―――

小鳥(まさか本当にやるとは……)

「音無さん?」

小鳥「え、あ、はい」

小鳥「まぁ皆難しい年頃ですし、そんな日もありますよ」

「ですかねぇ」

小鳥「女の子なんて扱い辛くて当然なんですから、頑張ってください」

「確かに」

小鳥「さ、こっちはこっちでお仕事しましょう」

「ですね」

小鳥(あれ?考えようによっては独占状態?)

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:06:04.85 ID:StedxpPDO
小鳥「プロデューサーさん、ネクタイ曲がってますよ」

「あ、すいません」

小鳥「お茶いりますか?」

「ありがとうございます」

小鳥「ここ間違えてますよー」

「あ、本当だ」

美希「うぐぅ……小鳥ばっかりハニーと話してるの」

千早「そういうルールで皆納得したでしょ」

貴音「景品を提供してくれた小鳥嬢が特権を得るのは当然のこと」

伊織「……何よデレデレして」

「い、いらいらするぞ」

小鳥「プロデューサーさん」

「はい」

雪歩「……」

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:12:11.30 ID:StedxpPDO
「さぁて……響、真」

「……」

「……」

(無視されるのはいいとしても、仕事がしにくいのは困る)

「あー、ごほんごほん、今から独り言言うぞ」

「今日は響と真は炎の体育会界系TV収録、春香と千早は歌番組、他の皆はレッスン」

「そっちは律子に面倒見てもらうとして、響、真、行くぞ」

「……」ノソノソ

「……」ゴソゴソ

(仕事する気はあるんだな、俺が嫌なだけか?)

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:18:08.93 ID:StedxpPDO
「それじゃあ行ってきます」

小鳥「はい、お気を付けて」

雪歩「真ちゃん、頑張ってね」

「うん!」

「響もいつも通り、元気良く頼むぞ」

「……」

美希「響、頑張ってくるの」

「お、おう」

「……」

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:24:50.10 ID:StedxpPDO
スタジオ

「な、なぁ二人とも、俺が何かしたなら教えてくれないか?」

「真、負けないからな」

「こっちだって望むところだよ」

「……」

真(む、胸が痛む……)

響(少しくらい話してもなんくるないさー)

「二人とも」

「……」

「……」

「頑張るのもいいけど、怪我だけはしないでくれよ。お前達に何かあったら泣くぞ」

「……くっ!」

響(耐えろ自分耐えろ自分耐えろ自分耐えろ自分耐えろ自分!!)

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:28:53.86 ID:StedxpPDO
「よし!行ってこい!」

「……」

「……」

「な、なぁ真。自分もう辛くなってきたぞ」

「僕もだよ」

「温泉行けなくていいからプロデューサーと話したい……かも」

「でも、負けたら誰かとプロデューサーが遊びに行くのを指をくわえて見なきゃいけない」

「そ、それも嫌だ!」

「じゃあ勝つしかないね……」

AD「本番行きまーす!」

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:33:39.46 ID:StedxpPDO
「おりゃぁぁぁぁっ!!」

「うおぉぉぉぉっ!!」

宮迫「兄さんボロボロですやん!」

今田「……歳やな」

高橋「ドヤ顔、いただきましたぁ~」

「ハァッハァ……まだまだいけますよ!」

「かかってくるさー!」

宮迫「もう気迫がアイドルちゃうやん……」

(えらく気合い入ってるなぁ)

AD「オッケーでーす!」

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:36:42.67 ID:StedxpPDO
「お疲れさん、二人とも凄かったぞ」

「……」スタスタ

「あれ?」

「……」

「いやぁ響も凄いけど、真の動きはキレが違うな」

「……」

(息乱れてるもんな、話辛いよな、うん、そうだよな)

AD「水です」

「あ、どうも」ゴクゴク

AD「いやーさすがの運動神経だね」

「ありがとうございます」

「ひ、響の様子でも見てくるかな」

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:44:53.52 ID:StedxpPDO
廊下

「うぅ、プロデューサーの顔が見れないぞ」

「いつもなら誉めてくれるとこなのに……今日も誉めてくれたのに……」

「あぁもう!勝負だなんて乗るんじゃなかったさー!」バンバン

「勝負?」

「!!」ビクッ

「何の話だ?」

「……」プイッ

「まぁ何でもいいけど、早く汗拭かないと風邪ひくぞ」ポスッ

響(タオル……)

「あ、水分補給も忘れずにな」

「うっ……うわぁー!もうどうでもいいさー!」

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 22:52:59.73 ID:StedxpPDO
「見たかプロデューサー!自分の完璧な動きを!」

「お、おぉ」

「まぁ自分なら当然だけどな!でも誉めたいなら誉めてもいいぞ!」

「響は出来る子だな」

「へへっ、まぁね!」

「THE・ドヤ顔」

「う、うるさいぞ!」

デデーン!

「ん?」

「あ、う……」

―残り12人―

貴音「響が落ちましたか」

亜美「ひびきん!アウトー!……って何でわかんの?」

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:05:47.71 ID:StedxpPDO
貴音「何となく、です」

亜美「すごーい」

真美「さっすがお姫ちーん」

律子「そう言えば、脱落しちゃったら勝負にならなくない?響が話したら終わりよ」

貴音「心配は無用です、もしも秘密を話すようなことがあれば」

雪歩「ふふふ……」

伊織「アイドル虎の穴送り……」

やよい「ひいぃ」

あずさ「あらあら、怖くないわよ~」

律子(今時タイガーマスクなんか通じないでしょ)

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:09:21.36 ID:StedxpPDO
「なんだ今の?」

「き、気にすることないさー!早く戻ろう」

「そうだな」

「あ、響!まさか……」

「へへーんだ、一抜けた」

「……っ!」

「ん?お?」

「内緒さー」

「……」

「訳がわからん」

「……」

「いいからいいから、気にしない気にしない、なんくるないさー!」

「そうか」

「……」ギリギリ

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:14:57.03 ID:StedxpPDO
「送ってくれてありがとうなプロデューサー!またメールするからなー!」

「おーう、また明日な」

「……」

「真も素直になればいいのに」

「……」プイッ

(何かの遊びなのか?)

「プロデューサー、真の事も誉めてやってくれよ!んじゃねー!」タッタッタ

「こっちも帰るか真」

「……」

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:19:29.79 ID:StedxpPDO
その夜、P宅

「結局あれは何だったんだ?響の奴、話し出したらいつも以上によく喋るし」

「亜美真美辺りが俺と話さないゲームでも始めたのかな?」

「まぁ嫌われてるってわけじゃなさそうだから一安心だけど」

「仕事しにくいのがとにかく困る」

ヒカルカゼヲオイコシタラー♪

「お、メールだ」

『明日もよろしく頼むぞ!』

「可愛い奴だなぁ……あれ、もう二件?」

178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:29:51.87 ID:StedxpPDO
小鳥『今日もお疲れさまでした。皆プロデューサーさんを嫌っているわけじゃありませんよ』

小鳥『無理のない範囲で付き合ってあげてくださいね』

「音無さんは知ってるのかな?」

小鳥『PS・プロデューサーさんは混浴で水着着るタイプですか?』

「なにこれ意味わからないから返信出来ない……もう一件はと」

真美『兄ちゃん、今日はガールズトークできなくてごめんね(>_<)』

「俺ガールじゃないし……」

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:34:12.12 ID:StedxpPDO
「まぁいいや、真美には返信して寝るとするか」

ンフッフッフ~♪

「んん?」

真美『まさか電波ジャックされていたとは……うぎゃー!!』

「なんだこりゃ」

真美『真美を倒しても、第二、第三の真美が……ガクッ(-.-)』

「まぁ元気は元気みたいだな」

「おお真美よ、しんでしまうとはなさけない。ザオリク、っと」カチカチ

「寝よ寝よ」

―残り11人―

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:37:39.77 ID:StedxpPDO
翌日

「おはようー」

春香「……」

千早「……」

小鳥「おはようございます……何でメール返してくれないんですか!?」

「すいません、つい」

小鳥「つい!?」

「おはようプロデューサー!」

真美「おはよ→!」

「おうおはよう」

美希「……」イライラ

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:43:32.93 ID:StedxpPDO
真美「えへへ、やっぱりこうしてる方がいいや」

「うんうん」

「そうかそうか」ポンポン

「へへへ」

真美「うへ……」

美希「……コ、コンビニ行ってくるの!」

「僕も」

亜美「プー、パチン」

あずさ「あらあら、上手に風船ガム作れたわね」

貴音「……」

律子(貴音は公平と言ったけれど、やはり子どもは忍耐力が足りない)

律子(次に落ちるのは……)

やよい「……」ソワソワ

律子(やよいか亜美かしらね)

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/12(木) 23:57:14.93 ID:StedxpPDO
「どうしたやよい、何か気になるのか?」

やよい「うっ、う……」

「ん?」

やよい「は、春香さん!」ギュッ

春香「えっ、えっ」

「?」

律子(春香まで巻き込んで……これは二枚抜きもあり得る!)メガネクイッ!

やよい「……」プルプル

「おいおい、まさか具合でも悪いのか?春香、わかるか?」

春香「……!」

千早「……」

雪歩「……」

律子(手助けしたくてもしたら即脱落……!)メガネクイクイッ!

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 00:02:55.07 ID:xa85uEb7O
春香「……」

「えーと、話したくないなら筆談でも」

真美「に、兄ちゃん!」

「ん?」

真美「あー、えっと、やよいっちはほら、お昼寝の時間的な」

「なんだそりゃ、美希じゃあるまいし」

真美「そ、それよりほら!こっちこっち!」

「なんだなんだ?」

真美(貸し一つだぜ)ブイ

やよい(うっうー!)

235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 01:27:12.88 ID:qFvWZYn8O
雪歩「な、なかなか辛いね、これ」

伊織「別に、大したことないわよ」

貴音「……」

あずさ「うふふ」

千早(この二人は終盤まで残りそうね)

美希「ただいまなのー!」

「ただいま」

雪歩「真ちゃん」

「はい、ジュース」

春香「あ、ありがと」

美希「イライラした時はおにぎりに限るの」モグモグ

242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 01:37:42.75 ID:qFvWZYn8O
貴音「……気にさわるなら話してしまえばよろしいのでは?」

美希「い・や!ミキ負けるの嫌いなの」

「プロデューサー!一緒にお昼御飯食べよう!」

真美「真美も!」

小鳥「あ、じゃあ私も」

キャッキャッ

美希「……」

「……」メキャッ

雪歩「ま、真ちゃん」

「アルミ缶だからね、アルミ缶」

やよい「うぅ……ト、トイレ行ってきます」

245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 01:47:29.34 ID:qFvWZYn8O
廊下

やよい「ふぅ、皆ピリピリして怖いですぅ」

やよい「私も響さん達の方に行こうかなぁ」

やよい「でも温泉……美味しいご飯……お土産……」

やよい「……」

やよい「うっうー!やっぱり頑張るですぅ!」

「何を?」

やよい「っ……ーーーー!!」

「ど、どうした?驚かしたか?ごめんな」

やよい(あ、危ない危ない)

「大丈夫か?」

やよい「……」ダッ!

「……おーい」

246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:02:09.20 ID:qFvWZYn8O
やよい「……」バーン

春香「お、おかえり」

やよい「……」

春香「やよい?」

やよい「な、何でもないですぅ」

春香「……」

「ただいまっと……じゃあ今日の予定を発表する」

真美「ほーい」

「春香とやよい、真で番組収録か……何だこの組み合わせ」

「なんか自分も行かなきゃいけない気がするぞ」

伊織「気のせいよ」

249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:10:09.40 ID:qFvWZYn8O
(普通に話してくれる響か真美を連れていきたいけど、そうも行かないか)

千早「さ、私たちはレッスンに向かいましょう」

美希「そうするの」

雪歩「そ、そうだね。頑張ってね真ちゃん」

「うん」

「おぉそうだ美希」

美希「……」ピクッ

「またレッスン中に欠伸連発しないようにな」

美希「……」スタスタ

「……」

小鳥「そんなことしないの、だそうです」

「ほんまかいな」

251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:17:25.10 ID:qFvWZYn8O
移動中

春香「……」

「……」

やよい「……」

(俺を気にせず、何か喋ればいいのに)

「いやー今日は良い天気だな、体を動かすには絶好の晴れ模様だ!」

「……」

「こんな日に桜並木の下でピクニックでも出来たらなー、誰か美味しいお菓子でも作ってくれないかなー」

春香「……」

「なぁやよい、やよいも遊びに行きたいよな?」

やよい「……」

「……」

255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:23:17.58 ID:qFvWZYn8O
「やよいーやよいーやーよーいー」

やよい「……」

(自分が変質者に思えてきた……)

「あー……何かよくわからないけど、皆で話す分には問題無いんだろ?」

「三人で話したらいいじゃないか、俺は気にしないぞ」

真(一度話したら)

春香(そのまま自然とプロデューサーさんも交えちゃいそうで……)

やよい「……」

「……まぁ仕事はちゃんと頼むな」

257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:37:54.31 ID:qFvWZYn8O
三時間後、控え室

(収録は滞りなく終わったものの)

春香「……」

「……」

やよい「……」

「はぁ……ちょっとディレクターさんと話してくるから、待っててくれ」ガチャ

春香「……ふぅ」

「あ゙ぁ~……何だよこのルール……」

やよい「……」

春香「もう喋っちゃおうか、息が詰まるもんね」

やよい「そ、そうです!」パァッ

259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:46:26.29 ID:qFvWZYn8O
やよい「皆仲良くが一番ですぅ!」

春香「元々私達同士は話してもいいけど、プロデューサーさんだけ仲間外れは……ね?」

「……僕は続けるよ」

春香「真……」

「昨日響が目の前でずっとプロデューサーと話してて」

「悔しかったり寂しかったり……あんな思いまでして、自分から負けるなんて嫌だ」

やよい「ま、真さんはプロデューサーとお話出来なくていいんですか!?」

「そりゃあ嫌だけど……」

「ただーいま」

「……」

春香「……」

やよい「……」

261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:51:33.19 ID:qFvWZYn8O
「まーた黙りか」

「……」

春香「……」

やよい「……」

「おっ、この弁当美味そうだな、お前たちが食べないなら俺が全部食べちゃうぞ~」

「ほら春香、海老フライだぞ」

「真!ハンバーグだぞハンバーグ!」

「おうやよい、唐揚げあげるぞ」

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:54:51.96 ID:qFvWZYn8O
春香「……」

「……」

(今俺、世界で一番アホかもしれん)

やよい「……うっ」

「ん?」

やよい「うっうーーーー!!プロデューサー!一人でお弁当食べてズルいですぅ!」

「……」ポカン

デデーン!

やよい「春香さんも真さんも、一緒に食べましょう!」

春香「……うん、そうだね。プロデューサーさん、私にも一つください」

「海老フライはやらんぞ」

春香「いりませんよ」

デデーン!

「……」

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 02:58:59.82 ID:qFvWZYn8O
「真は食べないのか?」

「……」

春香「あ、えと……真、はい」スッ

「……」モグモグ

やよい「そんな隅っこで食べてないで、こっちで一緒に食べましょうよ」

「……いいよ」

「喧嘩でもしたのか?」

春香「あ、いえ、大丈夫です」

やよい「真さんー真さんー皆で食べた方が美味しいですよー」ユサユサ

「いいってば、しつこいな」

やよい「……」ジワッ

「あっ」

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 03:05:55.75 ID:qFvWZYn8O
やよい「ふえっ……」

「ち、ちがっ」

やよい「うわあぁぁぁぁん!!真さんのバカーー!!」

(呆然)

春香「や、やよい、落ち着いて」

やよい「もういいじゃないですかぁ!もうやだぁ!皆、皆一緒が、いいですぅ……」

「……」

「やよい、海老フライやるから。しかも二つだ」

やよい「うぅ……ぐすっ……真さんも一緒じゃなきゃいりません……」

春香「まーこーとー」

「……わかったよ」

271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 03:10:27.42 ID:qFvWZYn8O
「ごめんねやよい、僕が間違ってたよ」ナデナデ

やよい「ふえっ」

「意地になってこんな事を続けても、何の意味も無い」

「素直にするのが一番だったんだ」

やよい「真さん……」

春香「真……」

「王子様……」

「お姫様です」

デデーン! デデーン!

「なんで二回!?」

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 03:16:57.60 ID:qFvWZYn8O
事務所

やよい「うっうー!ただいま帰りましたぁ!」

小鳥「あら、ずいぶん遅かったですね。収録押したんですか?」

「いえ、帰りに公園に寄り道してきたんで」

春香「お花見してきました!」

真美「ズルーい」

「プロデューサーがどうしてもって」

「少しでも時間のある時に色々見せてあげたいからな」ウンウン

小鳥「何を名プロデューサー気取ってるんですか」

千早(三人まとめて落ちたみたいね)

274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 03:21:28.54 ID:qFvWZYn8O
「いやーそれにしても、行きは三人とも全然話さないから空気が重い重い」

小鳥(あぁ……)

「し、仕方なかったんですよ」

「何をしてるのか知らないけど、そろそろネタばらししてくれていいんじゃいか?」

春香「いやぁ……それは」

やよい「実はですねプロデューサーをむ」

貴音「やよい」ポン

やよい「ひっ!」

貴音「気を付けなさい」

「?」

―残り8人―

398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 19:49:29.60 ID:qFvWZYn8O
キャッキャッウフフ

美希「……」イライラ

あずさ「あらあら」

律子「輪に入りたいなら行けばいいじゃない」

伊織「誰が……まぁ向こうから来るなら考えてあげなくもないけど……」

雪歩「あうぅ」オロオロ

亜美「あかんべーだ」

千早(後に残れば残るほど、疎外感に支配される……春香達とだけ話すのも手だけれど)

貴音「……」

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:02:44.34 ID:qFvWZYn8O
「よーしパパ今日は皆に晩御飯奢っちゃうぞー!」

やよい「わーい!」

真美「ひゃっはー!」

小鳥「ごちそうさまです」

「いや音無さんは出してくださいよ」

小鳥「え゙っ」

「千早達も行くか?」

千早「春香、悪いけど先に帰るわね」

春香「う、うん」

貴音「私も失礼します」

414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:10:42.36 ID:qFvWZYn8O
「……」

春香「き、気にすること無いですよ!」

「そうそう、どうせあと三日もしたらいつも通りです」

「そうだといいけど……結構辛いぞ、海老フライ要らないとか言われるし」

春香「海老フライ推しますね……」

真美「もー!兄ちゃん早く行こうよー!」グイグイ

「そうだぞ!お腹空いたぞ!」グイグイ

「わかったわかった、行く人は着いてこいよー」

美希「……」

416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:19:15.04 ID:qFvWZYn8O


千早「……」

貴音「……」

あずさ「千早ちゃん、貴音ちゃーん」

律子「良かったらご飯でも行く?」

千早「あっちに行かなくていいんですか?」

律子「わかってるくせに」

貴音「共にいればいつ口をきくか解らない……」

千早「プロデューサーと離れるのが一番の攻略法」

律子「うっかり返事しようものなら即アウトだものね」

千早「ここにいないという事は、美希達はあっちに行ったみたいですね」

律子「子どもは我慢が足りないから」メガネクイッ!

あずさ「うふふ~それより珍しい四人が揃ったわね~」

貴音「面妖な」

426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:26:46.49 ID:qFvWZYn8O
ファミレス

「何でも頼んでいいぞー」

真美「イェーイ!」

春香「お金大丈夫なんですか?」

「はっはっは、そんな心配はしないでよろしい」

(使う暇無いから無駄に貯まっていく……)

美希「……」

亜美「ぶーぶー」

伊織「ふん」

雪歩「……」

小鳥「向こうのテーブル行く?」

雪歩「だ、大丈夫です!」

432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:37:15.66 ID:qFvWZYn8O
やよい「何でもいいんですか!?大盛でもいいんですか!?」

「いーよいーよ」

「超巨大パフェ!そういうのもあるのか!」

「いーよいーよ」

小鳥「楽しそうね……」

亜美「けっ!やってられないZE」スパー

雪歩「す、ストロー吹かすのはよくないと思うな」

美希「ドリンクバーでミックスジュース作ってやるの」

雪歩「た、食べ物で遊んじゃダメなんだよ」

伊織「私の口には合わないわね」

雪歩「ごめんなさい……」

438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 20:48:55.94 ID:qFvWZYn8O
小鳥「全く、貴女達も意地張らないで素直になればいいのに」

小鳥「人生の先輩がアドバイスしてあげるけど、女の子はやっぱり素直なのが一番」

伊織「で、小鳥は誰か捕まえたわけ?」

小鳥「すいません、ビールください、ピッチャーで」

春香「はいプロデューサーさん、半分こしましょう」

「いいよ」

美希「ハニーったらにやけ顔して……」ブツブツ

小鳥「だからー男なんてー自分から捕まえにいかなきゃー」グイグイ

伊織「誰かこれ剥がして!」

亜美「さらばいおりん」

442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:00:06.54 ID:qFvWZYn8O
雪歩「み、美希ちゃん、ジュース取ってこようか?」

美希「ん」

雪歩「い、行ってきまーす」タッタッタ

「ほらプロデューサー、自分のも食べていいぞ」

真美「真美のも!」

やよい「もやしあげますぅ」

「もやしは別に……」

雪歩「……」

春香「あ、雪歩こっち座りなよ」パンパン

雪歩「い、いいよ」ボソボソ

雪歩(元々男の人は苦手だし……苦手だもん……)

445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:12:50.46 ID:qFvWZYn8O
「プロデューサー、野菜も食べなきゃダメですよ」

「はいはい」

「返事は一回」

「はいさーい」

「はいさいも違うから」

キャッキャッ

雪歩(真ちゃん……)

雪歩「ジュース入れてこなきゃ」タッ

雪歩「……」ジャー

雪歩(寂しい……)

448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 21:17:50.34 ID:qFvWZYn8O
喫茶店

千早「……」

貴音「……」

律子「……」

あずさ「すみませんホットサンドと後……」

千早「アイスコーヒー」

律子「同じものを」

貴音「らぁめんは……」

店員「すいません、当店には……」

貴音「……残念ですね」

律子「……」

千早「……」

あずさ「あら~皆静かなのね~」
495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:02:22.17 ID:qFvWZYn8O
雪歩「コーラと……カルピスと……」

春香「プロデューサーさん、どれがいいですか?」

「男は黙ってブラックコーヒー」

雪歩「!!」ビクッ

春香「はーい」

「嘘、嘘、砂糖も入れてください」

春香「子どもですねぇ」

(アイドルに注がせるって凄い贅沢なような)

雪歩「お、お先に」イソイソ

499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:11:38.45 ID:qFvWZYn8O
「あ、雪歩」

雪歩(聞こえない聞こえない)スタスタ

「靴紐が」

雪歩「えっ?」ビーン

雪歩「あっ……きゃあ!?」グラッ

「危ない!」

ドンガラガッシャーン!

「……」

雪歩「あ、あぁ……」

「き、気にするな、アイドルの為ならジュース被るくらい何とも」

ドンガラガッシャーン!

「……」

春香「あいたたた……わっ!ごめんなさい!」

503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:19:18.74 ID:qFvWZYn8O
「どうやったら何も無いところで転けるのか教えてもらいたい」

春香「ごめんなさい!ごめんなさい!この通り!」

雪歩「……」

「コーラとカルピスとコーヒーのブレンド人間になっちまったぞ」

春香「アイス乗せます?コーラフロートに……」

「なってたまるか」

雪歩「……」タッ

春香(雪歩……)

508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:24:28.86 ID:qFvWZYn8O
雪歩「……」

美希「あれ?ミキのジュースは?」

雪歩「ごめんなさい……」

美希「?」

雪歩「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」

美希「そ、そんなに謝らなくてもいいの」

小鳥「聞いてるのー?伊織ちゃーん?」チュッチュッ

伊織「ビ、ビールくさいわね!あっちいきなさい!」

亜美「ヒューヒュー、いいぞーもっとやれー!」

雪歩(プロデューサーに謝らなきゃ……私、悪い子だ……)

511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:35:21.61 ID:qFvWZYn8O
「ただいま」

「……臭うぞ」クンクン

「嫌な言い方は止せ……そろそろ出るか、音無さーん」

小鳥「ふえぇ……あい、わかりました」フラフラ

真美「ごちそーさまでしたー」

亜美(さまでしたー)

「やっぱり皆で食べた方が美味しいですね」

やよい「その通りですぅ!」

美希(ほんとはミキがハニーの隣なのに……)

雪歩(謝らなきゃ……謝らなきゃ……)

531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/13(金) 23:56:04.32 ID:qFvWZYn8O
ワイワイガヤガヤ

やよい「今日はごちそうさまでしたぁ!」

「はっはっは、屁のつっぱりはいらんですよ」

「げ、下品だぞ」

雪歩「……」

「雪歩?」

雪歩「な、何でもないよ真ちゃん、本当に、何でも……」

真美「兄ちゃんそんな甘い匂いさせてたらカブトムシ寄って来るよ」

「そしたらムシキングでも目指すか」

雪歩「……」モジモジ

「……」

537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:08:03.19 ID:NfDfNI77O
「ん?」クルッ

雪歩「!?」ビクッ

「……気のせいか」スタスタ

雪歩「うぅ……」

「……雪歩、プロデューサーに何か言いたいんじゃないの」

雪歩「……」

「黙ってちゃわからないよ」

春香「本当にすいませんでした、クリーニング代くらい出しますよ?」

「歳下の女の子にそんな真似させられません」

小鳥「どうせ歳上ですよーだ」ギュー

伊織「は、離しなさい……!」

亜美「助けてー!妖怪ピ酔っ払いだー!」

ギャーギャー!

雪歩(い、今だ!)

538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:08:41.94 ID:NfDfNI77O
ギャーギャー!

雪歩「あ、あの」ボソボソ

雪歩(やっぱり無理……帰ったらメールで)

「それじゃ聞こえないよ……もう……プロデューサー!」

「ん?何だ?」

「ていっ!!」ドン!

雪歩「きゃっ!?」

「うわっ!?」ガッチリ

雪歩「あ、あ、あ……」

「雪歩が話があるそうですよー!僕たち先行ってますねー!」

551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:20:50.08 ID:NfDfNI77O
春香「えっ、えっ、何?」

「いいからいいから、行こう」グイグイ

美希「……」

「何なんだ真の奴……大丈夫か雪歩?」

雪歩「……」プルプル

「雪歩?……あ、あぁ、悪い!男は苦手だもんな!」パッ

雪歩「……」

「ジュースこぼした事なら本当に気にしないでいいぞ、わざとじゃないんだから」

「むしろ雪歩に何もなくて」

雪歩「ごめんなさい!」

557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:26:53.07 ID:NfDfNI77O
デデーン!

雪歩「わ、私が悪いのに、すぐ謝れなくて、プロデューサーにも店員さんにも皆にも迷惑かけて……」

雪歩「謝るのもメールに逃げようとしたりして……」

雪歩「私が全部悪いんです!ごめんなさい!ごめんなさい!穴掘って埋まります!」

「お、おお落ち着け!久しぶりに聞いたなそれ!」
「気にしないでいいって言ってるだろ。それに」

雪歩「……」

「雪歩がどれだけ申し訳なく思ってるかは顔を見たらわかるよ」

雪歩「プロデューサー……」

「そんな顔より、笑ってる方が雪歩には似合うよ」アタマポンポン

雪歩「あ……」

美希「だめぇーーーー!!」

563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:33:39.84 ID:NfDfNI77O
美希「ハァハァ……!!他の子ばっかり構っちゃダメなの!!」

「美希!?」

美希「ハニー!!」ムギュッ!

「うおわっ!?」

デデーン!

美希「うるっさいの!」

雪歩「み、美希ちゃん?」

美希「ハニー!ハニー!ごめんね!ずっと無視してごめんね!」

「2日くらいだと思うけど」

美希「ミキね!ずっとずっと我慢してたんだよ?」

「そ、そうか」

美希「えへへ、だから今からたーっぷり甘えるの」

567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:38:36.54 ID:NfDfNI77O
「美希が急にUターンするから戻ってみたら」

やよい「両手に花ですね!」

「お、おぉ」

美希「春香達はあっちいくの!」シッシッ

春香「失礼な」

「ちゃんと言えた?」

雪歩「う、うん、ありがとう真ちゃん」

真美「兄ちゃんデレデレー」

美希「当ててるもんね、ハニー?」ムニュ

「……ノーコメント」

「……」

―残り6人―

571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:45:08.45 ID:NfDfNI77O
小鳥「あらあらまぁまぁ」

伊織「ふん……」

亜美「ミキミキもゆきぴょんもサヨナライオンでぽぽぽぽーんだね」

小鳥「二人も行ってきたら?」

伊織「ようやく半分になったのに、ここで諦めるわけないでしょ」

亜美「いおりんに同じ~」

小鳥「よっぽどプロデューサーが好きなのね?」

伊織「ち、ちちち違うわよ!ただ負けるのが嫌なだけ!」

亜美「亜美は好きだけどね→」

伊織「な、な、な……」

小鳥(プロデューサーさんも罪な人ですねぇ……来世分まで運使ってそう)

572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:51:12.13 ID:NfDfNI77O
一方その頃

あずさ「ロマンティックあげるよ~♪ロマンティックあーげるよー♪」

律子「歌わないの?」

千早「結構です」

貴音「ぽてとも悪くありませんね」

律子(こっちは食べてばかりだし)

あずさ「ふぅ……」

千早「いいんですかあずささん?」

あずさ「あら~何かしら?」

千早「運命の人とお話したいんじゃないですか?」

576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 00:59:38.26 ID:NfDfNI77O
あずさ「何の話?運命の人はまだ見つかってないわよ」

千早「そうですか」

律子「千早こそ、そろそろ寂しいんじゃないの?」

千早「いいえ、全然、全く、ちっとも」

あずさ「貴音ちゃんは元々お話する方じゃないものね、プロデューサーさんと話せなくても平気よねぇ」

貴音「……返答は控えさせていただきます。律子嬢は打ち合わせなどあるのでは?」

律子「さぁねぇ」

あずさ「うふふ」

千早「……」

貴音「ふっ……」

律子「あっはっは!」

583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:13:07.77 ID:NfDfNI77O
P宅

「あー……疲れた」ドサッ

「美希がなかなか離さないから……部屋にまで来ようとするし……いくらなんでもまずいって」

シンクノヨウニモエタツソラー♪

「んあー?」

美希『ハニー!悪い子ミキを叱ってほしいの……』

「ぶっ!!なんちゅう画像を添付しとるんだあいつは……けしからん!!」

小鳥『今から一人でデザートのケーキ食べるんですよ、いいでしょーチーズケーキどすよ』

「どすよって……太りますよっと」カチカチ

「はぁ、これで半分くらいは話してくれるようになったかな」

「あとは千早、律子、あずささん、貴音、亜美、伊織……」

「うーん明日は積極的に話しかけてみるか、寝よ寝よ」

ブーンブーン

585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:17:52.48 ID:NfDfNI77O
「何だよ寝ようとしてるのに……もしもし?」

小鳥『太らないですよ!』

「……」

小鳥『全く女性に対して失礼な!』

「……」

小鳥『ちょっと聞いてるんですか?』

「ごめんなさーい、おやすみなさーい、お疲れっしたー」

小鳥『ま、待ってくださいよ!せめて食べ終わるまでお話しましょう!テレフォンあーんしてあげますから!』

「どうせなら本当にしてくださいよ」

小鳥『えっ……』

(乙女か)

589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:23:14.69 ID:NfDfNI77O
双海家

真美「亜美もさっさと兄ちゃんと話せばいいのにー」

亜美「ふーんだ」

真美「真美のふりして話したらノーカンかもよ→?」

亜美「ダメだよそんなの、絶対バレるよ」

真美「そっかぁ」

亜美「そうそう」

真美「んーでもどうせなら、亜美が勝ってほしいな」

亜美「……」

真美「明日も頑張ってね、おやすみー」

亜美(明日も兄ちゃん無視しなきゃいけない……うー……他の皆が話してくれたらいいのに!)

594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:29:08.27 ID:NfDfNI77O
翌日

「おはようございまーす」

春香「おはようございます!」

美希「おはようなの!」

「うんうん、大分活気が出てきたなぁ」

小鳥「……」

「何ですかこの差し出されたフォークは」

小鳥「リアルあーんですよ」

美希「ハニーにあーんしていいのはミキなの!」

「えぇ……」

ワイワイ

あずさ「あらあら皆楽しそうね」

595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:33:10.27 ID:NfDfNI77O
(おっ、あずささんの方から)

「あずささんも音無さんに言ってあげてくださいよ」

あずさ「真ちゃん、ここ跳ねてるわよ」

「あ、どうも」

(え、スルー?)

あずさ「あら~美味しそうなクッキーね」

春香「焼いてきたんです!皆でどうぞ!」

あずさ「ですって……千早ちゃん」

598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:39:02.10 ID:NfDfNI77O
千早「え、い、いえ、私は」

あずさ「どうして?皆でいただきましょうよ、ねぇやよいちゃん」

やよい「うっうー!そうです!おやつは皆でですぅ!」

春香「こっちおいでよ千早ちゃん、貴音さんも」

千早(くっ……こっちまで巻き込んで……)

貴音「……」

真美「亜美……」

亜美「い、いおりん、あっち行こう!」

伊織「そ、そうね!」

「律子も食べるだろ」

律子「……」カタカタ

「あ、悪い、邪魔しちゃったか……置いとくぞ」

千早(ずるっ!)

601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:45:22.05 ID:NfDfNI77O
千早(どうする……?四条さんは……?)

貴音「いただきます、春香」

春香「どうぞー」

千早「!?」

貴音「これは美味ですね、さすがは春香です」モグモグ

春香「いやいや~」

小鳥「ほらあーんですよ!あーん!」

美希「ミキの方が美味しいの!」

「自分で食べるから!」

あずさ「あらあら~うふふ~」

千早(後ろで笑ってさも参加してるかのように……)

「おい千早、美希を何とかしてくれ」

千早(当然一人離れている私は目立つわよね)

605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 01:55:12.73 ID:NfDfNI77O
千早「……」

「千早」

美希「千早さんはご機嫌斜めなの、ハニーはこっち見るの」グイッ

「ぐえっ」

律子「……」カタカタ

千早「そ、そうだ律子、聞きたいことが」

律子「ごめん、後にして」

千早「くっ……」

貴音「どうしたのです千早?早く美希の狼藉を止めてさしあげては?」

千早「……」

「そうだそうだ、貴音の言う通りだ」

貴音「春香、もう一枚いただいても?」

610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:08:48.38 ID:NfDfNI77O
春香「いくらでもどうぞー」

雪歩「ち、千早ちゃん、食べないの?」

千早「い、いただくわ」

千早(プロデューサーと話さなければいいだけじゃない、簡単よ)

千早「ほら美希、離れなさい」グイッ

美希「ハニー!千早さんがいじめるの!」

「おーおー、可哀想にな」

千早「いただきます」パクパク

「美味しいだろ?」

千早「……」

「ちーちゃん返事して」

千早(誰がちーちゃんよ!)

611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:18:16.78 ID:NfDfNI77O
あずさ「うふふ~」

千早「うふふ~じゃないですよ」

「あずささんも話してくださいよ」

あずさ「……」

「貴音ぇ……」

貴音「……」

真(僕早々に落ちといてよかった)

「プロデューサー!そろそろ時間だぞ!」

「おぉ、本当だ、話さないとやりにくいな……」

律子「……」

「今日の予定はと……」

613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:23:32.16 ID:NfDfNI77O
「貴音とあずささんはCM撮影、響と美希で番組出演、雪歩達は新曲のダンスレッスン……あぁもう!」

「貴音!あずささん!行きますよ!後の皆は音無さんと律子の指示に従うように!」

貴音「……」スタスタ

あずさ「……」ニコニコ

雪歩「だ、大丈夫かなぁ」

千早「……」

小鳥「もー、貴女達が変なこと始めるから」

「はんせーい」

小鳥「程々に、ね?」

真美「はーいピヨちゃん先生」

小鳥「廊下に立ってなさい」

614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:29:40.93 ID:NfDfNI77O
スタジオ

監督「それじゃあこんな感じでお願いします」

貴音「承知しました」

あずさ「わかりました」

(しまった……勢いで貴音とあずささんの方に来てしまったが)

(話してくれる雪歩達の方が良かったかも……いやいや、あずささんを放置したらえらいことになる)

「貴音、頑張ってくれよ」

貴音「……」

「あずささん、笑顔ですよ笑顔」

あずさ「……」

「……」

616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:39:05.36 ID:NfDfNI77O
~~~

監督「カーット!」

貴音「……ふぅ、何故げーむのこまーしゃるで水着に?」

あずさ「さぁ~?流行りなのかしら?」

貴音「それにしても、粘りますねあずさ」

あずさ「何の話かしら?」

貴音「とぼける必要はありません、今話しているのは私達のみ」

あずさ「……」

貴音「自らが発端とはいえ、少し心苦しいのも事実です。この様な浅ましいやり方しかなかったのか……」

あずさ「あらあら、後悔してるの?貴音ちゃんにしては珍しいわね~」

貴音「そういう貴女はどうなのです?私の知る三浦あずさは人と争うなど好まない人物でしたが」

617:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:43:58.25 ID:NfDfNI77O
「……」

あずさ「……」

貴音「それほどにあの方と過ごす時間がほしい、と?」

あずさ「あら~休憩終わりみたいね」

貴音「……いけずですね」
~~~

監督「カーット!オッケーでーす!」

あずさ「お疲れさまでした」ペコリ

貴音「……」ペコリ

監督(おっほぉ、谷間谷間)

「二人ともお疲れさま、さぁ体が冷えない内に着替えて着替えて」

あずさ「……」

貴音「……」

619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:51:02.56 ID:NfDfNI77O
控え室

「じゃあ外出てますんで~」バタン

貴音「あの方は変わらず優しいのですね」

あずさ「プロデューサーさんだもの」

貴音「恩を仇で返している気分です」

あずさ「そうね……」

貴音「こんな気持ちを真美ややよい達に強いて、今もまだ亜美や伊織に強いている」

あずさ「ダメな大人ね……」

貴音「諦めますか?」

あずさ「……」

620:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:54:07.26 ID:NfDfNI77O
貴音「……話が別の様ですね」

あずさ「うふふ……」

貴音「笑顔が曇っていますよ」

あずさ「貴音ちゃんも、楽しそうには見えないわ」

貴音「……」

あずさ「……」

貴音(ここまで来て引くわけには……)

あずさ(運命の人……)

「すいませんまだですか、時間が押して」ガチャ

622:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 02:57:50.78 ID:NfDfNI77O
貴音「……」バイーン

あずさ「……」ボイーン

「おっ……OH!モーレツ!」

あずさ「きゃっ……きゃあぁぁぁぁぁーー!!」

貴音「破廉恥な……」

「す、すいませんすいません!時間が無くてつい!」

あずさ「い、いいから早く出てください!」

貴音「あなた様と言えど、不埒な真似は……」

デデーン!

あずさ貴音「あっ……」

629:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:02:43.71 ID:NfDfNI77O
「は、はいただいま!」バッ

あずさ「……」ポカン

貴音「これは……」

あずさ「……アウト、ね」

貴音「何だか……」

あずさ「肩の力が抜けちゃったわ」

貴音「何故私達はあれほどまでに……」

あずさ「大笑いね、こんな事で落ちるなんて」クスクス

貴音「策を弄そうとした罰でしょうか」

あずさ「どうかしらね……自分が情けなくて、恥ずかしいわ」

631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:07:05.01 ID:NfDfNI77O
事務所前

「だからーわざとじゃないって言ってるじゃないですか!」

あずさ「あらあら、どうかしら」

貴音「怪しいですね」

「本当だって!」

あずさ「いくら時間が押していたとはいえ、ノックくらいは……」

「うっ……すいませんすいません!記憶消しますから」

貴音「でしたら施術は私にお任せを」

「本当に出来そうで困る」

(えっと次の仕事はと……)

律子「プロデューサー」ヒョイ

634:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:12:54.97 ID:NfDfNI77O
律子「待ってましたよ」

デデーン!

「ん?律子?」

律子「はい、パス」ポイッ

「缶コーヒー?」キャッチ

律子「雑務は私がするので、休憩しといてください」

「……」

律子「バカバカしい事を続けて、仕事に支障が出ても困りますからね」

律子「私はもういいです、仕事を円滑に進める方が大事です」

貴音「完敗、ですね」

あずさ「大人ね~」

「俺はジョージアよりボス派なんだが」

律子「知るか!」

637:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:19:24.04 ID:NfDfNI77O
亜美「ありゃー」コソコソ

伊織「後は私と亜美と千早だけ……」コソコソ

亜美「いおりん、一騎討ちになっても負けないからね」

伊織「べ、別に私は……その……ゴニョゴニョ」

亜美「このまま隠れてたら最後まで残れたりして」

伊織「仕事やレッスンがあるんだから、そんなわけにいかないでしょ、戻るわよ」

亜美「うぇ→い」

―残り3人―

640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:25:14.85 ID:NfDfNI77O
事務所

千早(後は亜美と伊織……いける、いけるわ)

やよい「うっうー!もう一回やってくださーい!」

「僕はお姫様……」

デデーン!

やよい「面白いですぅ!」

「泣くよ?」

雪歩「ま、真ちゃんしっかり」

「ただいま戻りましたー」

小鳥「お帰りなさい」

あずさ「千早ちゃん」チョイチョイ

千早「何ですか?」

641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:31:30.32 ID:NfDfNI77O
あずさ「さっきはいじめてごめんなさいね」ナデナデ

貴音「私達としたことが、目先の欲に狂い仲間に酷い真似を……」ポンポン

千早「は、はぁ……」

「おぉ、おっきいのが二人で小さいのを」

「こらこら」チョップ

貴音「私達はもう脱落しましたが、貴女達に止めろなどと野暮はいいません」

あずさ「余程酷い事態になれば別だけれど」

貴音「頑張ってください、如月千早」

642:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:35:26.98 ID:NfDfNI77O
千早「……」

あずさ「やよいちゃんも真美ちゃんもごめんね~」ギュー

やよい「な、なんですかぁ?」

真美「お姉ちゃん、苦しい……」

「いいなぁあれ、俺もやってほしいなぁ」

(はっはー、甘えられて良かったな真美、やよい)

小鳥「なーにベタベタな逆本音と建前やってるんですか」

美希「ハニー!ミキの胸に飛び込んで来て!」

「いや、いい」

貴音「響、私の胸に飛び込んで来ていいのですよ」

「えっ?何で?」

648:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 03:47:46.65 ID:NfDfNI77O
ワイワイガヤガヤ

律子「はいはい、いつまでも遊んでないでお仕事お仕事レッスンレッスン」パンパン!

春香「はーい」

千早「……」

「新曲の収録にダンスレッスン……合間に番組出演か」

亜美「……」コソコソ

伊織「……」コソコソ

「皆売れっ子になってきたな。プロデューサー冥利に尽きるよ」

春香「私なんてセンターですからね!センター!」

「……」

春香「何ですかその生暖かい目は!?」

651:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 04:01:25.96 ID:NfDfNI77O
「センター春香と千早、響美希真はダンスレッスンに行くぞー」

美希「はーいなの!」

「春香!自信が無いなら自分がセンターやってもいいぞ!」

春香「やだよ!」

千早「はいはい、今回は春香メインなんだから」

「お、千早は優しいなぁ」

千早「……」プイッ

真(顔赤い……)

652:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 04:01:51.78 ID:NfDfNI77O
「まだ話してくれないのか……」

千早「……っ!」

美希「代わりにミキがいっぱいお話してあげるの!」

「お前はもう少し静かにな」

美希「もぉー、ハニーのいけずぅ」

「やかましいわ」ワシワシ

美希「きゃー」

千早(平常心、平常心)

735:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 14:20:36.37 ID:NfDfNI77O
スタジオ

♪♪♪

「……決まったな」

春香「ハァハァ……ゼェゼェ」

「響目立ちすぎだよ、春香を立てるようにしなきゃ」

「えー」

春香(踊った後でよく喋れるなぁ)

美希「千早さんももっと前に出たらいいの」

「そうだぞ、千早と春香の後ろを三人で固める構成なんだからな」

千早「そうね、甘えさせてもらうわ」

美希「なの」

(俺にも返事してよ)

739:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 14:34:35.14 ID:NfDfNI77O
「それじゃあもう一回通すぞー」

春香「はーい」

♪♪♪

「……」ジー

春香「~♪」

千早「~♪」

「……」ジー

千早(こっち見ないでよ……)

真(照れてるのかな)

響(うぅ、自分も前に行きたいぞ)

美希(ハニー!ミキの方を見て!)

740:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 14:40:08.33 ID:NfDfNI77O
「よし休憩休憩」

春香「ふぃー水水ー」

「んくっんくっ」ゴクゴク

「……」

美希「あー!ハニーが真くんをいやらしい目で見てるの!」

「えっ……」

「ば、ばばば、バカ言うんじゃありません」

美希「ミキの事はちっとも見てくれないのに!」

「見飽きたんじゃないか、ぷぷぷ」

ギャーギャー

千早「……」コソコソ

745:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 14:52:21.33 ID:NfDfNI77O
廊下

千早(あぁもう……あんなに見つめられたら意識しちゃうじゃない)

千早(そ、そりゃあ別に嫌いではないけど……)

千早(じょ、情熱的になられても困るっていうか、こっちにも準備がいるというか)

千早(私がここまで残ってるのも運命だったり)

千早(や、やだ、あずささんじゃないんだから)ブンブン

「おい千早」

千早「!!」ビクッ

749:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:03:11.93 ID:NfDfNI77O
「千早……」

千早(な、なに?)

「さっきから気になっていたんだが」スッ

千早(や、やだ、ちょっとこんなところで)

「あ、やっぱり。ここ、ほつれてるぞ」

千早(はい?)

「ハサミか何かで切っとかないとスルスル抜けるから気をつけるんだぞ」

千早「……」

「休憩そろそろ終わるからなー」

千早(色々損した……)

752:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:12:32.55 ID:NfDfNI77O
事務所

「ただいま戻りましたー」

真美「おっかえり→」

千早「……」

雪歩「ち、千早ちゃん?」

千早「私あと一ヶ月程度は余裕で耐える自信があるわ」

雪歩「そ、そうなんだ」

753:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:14:35.36 ID:NfDfNI77O
伊織「千早ったら耐えてきたみたいね」

亜美「さっすがお姉ちゃ→ん」

伊織「ここまで残ってるのは伊達じゃないってことかしら」

亜美「でーもー、いつまでもつかなー?」

伊織「明日もあいつと一緒に行動すればいいのに」

亜美「……亜美も兄ちゃんと一緒がいいな」

伊織「我慢しなさい、勝てばいくらでも一緒に」

「亜美、真美、やよい、伊織。早く支度してくれよ」

亜美(はいきたー!!)

伊織(何でこのタイミングで……!)

754:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:23:04.57 ID:NfDfNI77O
移動中

「生放送だからな、変な事言うんじゃないぞ」

真美「変な事って?」

「そりゃお前……色々だよ」

やよい「色々ってなんですかぁ?」

「色々って……色々だよ」

亜美「どーするいおりん?どーしよいおりん?」

伊織「落ち着きなさいよ、注意して話せばいいだけでしょ」

伊織「何ならずっと台本読むふりでもしてればいいのよ」

亜美「おぉー!いおりん賢ーい」

伊織「当然でしょ」

756:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:27:09.56 ID:NfDfNI77O
「うんうん、伊織は賢いなぁ」

伊織「っ……」ピーン

「伊織?」

伊織(思いっきり返事しかけた……危ないわね!バカ!)

亜美「……」プイッ

「ほっぺた膨らませてどうした?」ツンツン

亜美「……」プルプル

真美(頑張るなぁ)

やよい「亜美も伊織ちゃんもバラしちゃえばいいですぅ」

真美「だ、ダメだよやよいっち!」

757:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:33:08.61 ID:NfDfNI77O
やよい「ふぇっ?」

真美「ほ、ほら、真美達はもう負けちゃったから邪魔しちゃダメじゃないかなーみたいな」

やよい「でも……」

「ほーれほれ」ツンツン

亜美「……」

伊織「……」

やよい「辛そうですぅ……やっぱり話した方が」

真美「それに、兄ちゃんにバラしたら怖~い虎の穴行きだよ」

やよい「ひっ!」

真美「アイドル虎の穴では日夜激しく厳しいアイドル修羅道が……」

やよい「だ、黙ってるですぅ!」

真美(頑張れ亜美……)

765:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:42:25.20 ID:NfDfNI77O
スタジオ

タモリ「いやー昔ね、ミニモニ。ってのがいたんだけど、思い出すねぇ」

やよい「ミニモニ。って」

(おい!)

伊織「ふふん、この伊織ちゃん達を過去と比較してもらっちゃ困るわね」

タモリ「おっ、言うねぇ……双子って大変じゃないの?喧嘩したりしない?」

真美「あんまりしないよね?」

亜美「だねー」

タモリ「ほぉっ……それじゃあ四人に歌ってもらいましょう」

(ほっ……)

766:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:49:45.53 ID:NfDfNI77O
―――

「上出来上出来」

やよい「ほんと→?」

「まぁ一瞬ヒヤッとしたけど」

やよい「?」

亜美「後は帰るだけだね」ヒソヒソ

伊織「楽勝よ」ヒソヒソ

「二人も良かったぞ」

亜美「……」プイッ

伊織「……」プイッ

「……返事してくれないと兄ちゃん寂しいなー」ツンツン

伊織(セクハラよセクハラ!!このエロガッパ!)

亜美(あ~……う~……)

770:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 15:57:41.00 ID:NfDfNI77O
真美「に、兄ちゃん!早く帰ろうよ!」

「おぉ、そうだな」

やよい「すっかり夜ですねー」

「そりゃもうこんな時間だしな……早く帰らないと音無さんや律子に怒られる」

やよい「夫婦みたいですね」

「嫁さんは甘やかしてくれる人に限る」

776:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 16:02:55.44 ID:NfDfNI77O
移動中

(もう少しで戻ります、と)カチカチ

伊織(帰りは皆静かで助かるわ……)

亜美「喉乾いたー」

真美「真美もー」

やよい「私もー」

「事務所まで我慢しなさい」

真美「や↑だ↓」

「どう発音するんだそれ……仕方ないなぁ。そこの自販機で何か買ってくるから」

やよい「わーい!太っ腹ですー!」

789:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 16:20:09.54 ID:NfDfNI77O
「ほら、お待たせ」

真美「ありがとう!」

やよい「ございます!」

「全員一緒で良かったのか?」プシュッ

真美「いいよね?」

亜美「……」コクリ

伊織(そんなのいいから早く帰りたい……)

「はい、伊織の分」

伊織(まぁ親切でやってくれてるのはわかるけど)

「……」

亜美「……」

790:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 16:24:46.94 ID:NfDfNI77O
「帰るぞー」

真美「おー!」

亜美「……」

伊織「……」ゴクゴク

やよい「伊織ちゃん、半分こしよっか」

伊織「味一緒でしょ……」

真美「でねー、昨日はるるんがねー」

「ほうほう、なるほど」

亜美「……」

伊織「……」

793:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 16:44:21.52 ID:NfDfNI77O
伊織「……亜美」グイッ

亜美「うわ!?な、なにいおりん?」

伊織「あんた、あいつの事好きって言ってたよね?」

亜美「きゅ、急になに?」

伊織「いいから答えて」

亜美「う、うん、好きだよ……いおりんもでしょ?」

伊織「わ、私の話はいいの!」

亜美「?」

伊織「どうせこのまま続けたら伊織ちゃんが勝つんだけど……」

伊織「それじゃ当たり前過ぎてつまらないから、亜美に譲ってあげる。感謝しなさい」

亜美「えっ」

伊織「勘違いしないでよ!今回だけだからね」

795:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 16:45:56.22 ID:NfDfNI77O
伊織「プロデューサー!」

「へっ?伊織?」

デデーン!

伊織「もっと私の口に合うものを買ってきなさいよ!」

「そこらの自販機にむちゃを言うな……」

伊織「つっかえないわねー」

「しばらくぶりに口をきいたと思ったらこの仕打ち」

伊織「ま、私と話せなくて寂しかったのはわかるわ」ウンウン

「えぇ……」

亜美(いおりん……)

伊織(どうせなら千早にも勝ちなさいよ、絶対に)

797:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 16:52:10.64 ID:NfDfNI77O
事務所

「遅くなりましたー」

小鳥「ほんとですよ、もう」

「すいません……」

千早「……」

亜美「……」

律子「あの二人が残ったの?」

貴音「その様ですね」

律子「何か意外ね……亜美なんて真っ先にアウトになりそうだったのに」

貴音「いずれにせよ、今日明日には決着がつくでしょう」

律子「だといいけど」

―残り2人―

800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:00:57.46 ID:NfDfNI77O
P宅

「最近皆よくメールしてくるなぁ」

春香『またクッキー焼いていきましょうか?それとも別のがいいですか?』

雪歩『今度お暇でしたら、お詫びを兼ねてご飯なんか……』

『テレビにハム蔵が出てるぞ!野球チームに入ってる!』

美希『ハニー!明日もラブラブするの!』

あずさ『プロデューサーさん、おやすみなさい……なんて挨拶だけではダメですか?』

小鳥『ほら見てください、缶ビールタワー!』

「……寝よう」

805:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:07:14.41 ID:NfDfNI77O
翌日

「おはようございますー」

「おはようございます!」

律子「おはようございまーす」

「うんうん、これが765プロのあるべき姿だな」チラッ

千早「……」

亜美「……」

(この二人は相変わらずか……)

千早「……負けないわ」

亜美「……亜美だって」

808:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:11:57.37 ID:NfDfNI77O
~~~

「千早ー!レッスンだぞー」

千早「……」

~~~

「亜美ー撮影行くぞー」

亜美「……」

~~~

「もうこんな時間か、夕飯はどうする」

千早「……」

亜美「……」

810:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:15:21.37 ID:NfDfNI77O
あずさ「二人とも頑張るわねぇ」

伊織「私に勝って千早に負けたら承知しないわ」

雪歩「で、でも亜美ちゃん辛そう」

「褒められてもリアクションも出来ないからね」

「自分ならポーカーフェイスで余裕だぞ」

律子「最初に落ちたの誰だっけ?」

春香「千早ちゃんは……」

811:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:20:09.13 ID:NfDfNI77O
「千早、さっきのインタビューなかなか良かったぞ」

千早「……」

「トーク力もついてきたんじゃないか?」

千早「……」

「何より姿勢がいいよな、こう、凛として」

千早「……」

貴音「さすがは千早、微動だにしませんね」

美希「むー……ハニーの方が必死に見えるの」

小鳥「後は千早ちゃん亜美ちゃんだけだもの、必死にもなるわ」

813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:28:01.64 ID:NfDfNI77O
廊下

亜美「……」

真美「亜美……」

亜美「あ、明日も頑張るよ、真美といおりんに応援してもらってるんだから、絶対勝つよ」

真美「無理しないでね?」

亜美「無理なんかしてないYO!バリバリ絶好調だぜー!」

真美「……」

亜美「亜美の予想だと、千早お姉ちゃんも明日には我慢の限界かなー?」

亜美「そしたら亜美の勝ちだもんね!」

亜美「あと1日だけなんだから、へーきへーき!」

真美「……」

816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:32:18.09 ID:NfDfNI77O
春香「お疲れさまでしたー」

千早「……」

「おーう、気をつけてなー」

春香「千早ちゃん頑張るねー」

千早「ここで落ちたら今までが意味無くなるじゃない……それに」

春香「ん?」

千早「今なら本当に一ヶ月耐えられるわ」

春香「あはは……程々にね」

千早(意地でも反応してあげないんだから)

819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:42:15.22 ID:NfDfNI77O
三日後

「……」

千早「……」

亜美「……」

「どっちも粘りすぎだぞ」

春香「プロデューサーさんの方が音を上げそうだね……」

美希「ハニーをいじめるなんて許せないの!」

「僕らもやってたんだけどね」

美希「うっ……」

「……そろそろ喋ってくれないか?」

千早「……」

亜美「……」

821:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:45:19.23 ID:NfDfNI77O
「俺泣くぞ?」

千早「……」

亜美「……」

「うえーんうえーん」

千早「……」

亜美「……」

(マジで泣きそう)

千早「……」

亜美「……」

「し、仕事してきまーす……はぁ」

823:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:54:14.11 ID:NfDfNI77O
「はぁ……あの二人だけまだ話してくれないんですよ」

小鳥「お疲れさまです」

「もしかしてあの二人は本当に俺の事が嫌いだったり」

小鳥「かもしれませんねぇ」

「えぇ!?」

小鳥「ふふっ、冗談ですよ、さぁ今日も頑張ってください」

「はーい」

小鳥「お疲れでしたら、お姉さんがユンケルでも買ってあげましょうか?」

「俺リポD派なんで……」

小鳥「あ、そうですか」

827:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 17:57:28.65 ID:NfDfNI77O
千早「随分頑張るわね」

亜美「ち、千早お姉ちゃんこそ、やるね~」

千早「私はまだまだ余裕よ」

亜美「亜美だって全然平気だもん!」

千早「そう、お互い頑張りましょう」

亜美「う、うん」

亜美(うぅ、本当に余裕だぁ)

千早(もってあと2日かしら)

829:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:04:31.84 ID:NfDfNI77O


「ただいま戻りました~」

小鳥「えらくヘロヘロですねぇ」

律子「だから外回り交代するって言ったのに」

「いやぁ、忙しいのは皆が評価されてる証拠、俺が文句言うわけにはいかないよ」

律子「皆が聞いたら喜びますよ」

「千早と亜美はどうかなぁ」

律子「……内心で」

雪歩「お疲れさまでしたー」

「お疲れー」

小鳥「私達もそろそろ上がりますけど」

「雑用片付けて帰るんで、お先にどうぞ」

小鳥「では失礼して」

律子「あんまり根つめないでくださいね」

「はーい」

831:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:11:03.72 ID:NfDfNI77O
「……」カタカタ

「……」

「んあぁー」ポキポキ

「おぉもうこんな時間か……ふあぁ」

ブーンブーン

伊織『今日はふぬけてたわよ!シャキッとしなさい!』

『疲れたらストレッチですよー』

「見えてるのかこいつらは……」

「……よし、頑張ろ」

「千早と亜美からは……来ないか」カタカタ

833:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:14:31.76 ID:NfDfNI77O
チュンチュン……

「ヒャッホーイ朝だぜー!」

「朝日が眩しい……溶ける……」

「ふあぁ……皆が来るまでまだ少しあるな」

「一眠りするか、さすがに眠い」

「あふぅ、おやすみなさいなの」

「……zzz」

千早「おはようございま……」

835:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:18:15.96 ID:NfDfNI77O
「zzz」

千早「なんでこんな早く……まぁ何となくわかるけど……」

「zzz」

千早(凄い隈……余程疲れてたのね)

千早(私達が無視を続けているのも、心労になっていたのかしら?)

千早「……」

「んあ?」パチリ

千早「!?」

「おぉ千早、早いな」

千早「……」

838:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:28:02.76 ID:NfDfNI77O
「おいおい、こんな状況でも話してくれないのか?」

千早「……」

「徹底してるなぁ……ふわぁ、ごめん、もう少し寝かしてくれ」ゴロン

千早「……」

「あ、そうだ」

千早「……」

「話さなくていいから、よく眠れそうな歌でも……」

839:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:29:13.67 ID:NfDfNI77O
千早「……!」

「いやいいや、すまん。アイドルの私物化はよくない」

千早「……」

「おやすみ……zzz」

千早「……」

「zzz」

千早「歌ってもいいですよ」

千早「歌を求められてるのに無視するのは、嫌ですから」

デデーン!

千早「直接決着はならず、か……ま、いいや」

―残り1人―

851:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:33:48.84 ID:NfDfNI77O
亜美「おはよ→」

真美「ございま→す」

美希「ハニーのバカバカ!バカ!浮気者!!」

「何もしてない!!」

真美「な、なに?」

あずさ「千早ちゃんがプロデューサーさんに膝枕してあげてたそうよ」

真美「えっ」

千早「あ、あれはだから違うのよ!魔がさしたというか、出来心というか……」

「だいたい俺はずっと寝てたんだからノーカンだノーカン!」

千早「それはそれで腹が立ちますね」

貴音「それより双海亜美、こちらへ」

859:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:38:21.85 ID:NfDfNI77O
亜美「あ、うん」

貴音「約束の品です……確かに」

亜美「ありがとう……」

「何の話だ?」

春香「えーと、もういいかな?」

貴音「私が説明しましょう」

美希「ハニー!ミキが膝枕してあげるの!」

「後でな」

―――



860:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:42:52.38 ID:NfDfNI77O
「なんっ……だそりゃあ!?」

やよい「ご、ごめんなさい!」

あずさ「申し訳ありません……」

貴音「いえ、全ての責任は私にあります。叱責も罰も全ては私が」

「いやぁ、皆一緒ですよ」

「反省さー」

雪歩「穴掘って埋まってきます……」

伊織「ま、まぁ、悪かったわね」

真美「ごめんなさい!兄ちゃん!」

美希「ごめんなさいなの」

千早「いたずらに引き伸ばした私にも責任が」

律子「だから、止めなかった全員でしょ」

春香「とにかく……ごめんなさい!!」

「……」

865:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:47:03.78 ID:NfDfNI77O
小鳥「元はと言えば私にも責任はありますし、あんまり皆を責めないであげてください」

「いや……ていうか……」

「バカバカし過ぎて怒る気にならないです」

「真面目に悩んだりして損した……」

小鳥「あ、あはは……」

「あれ?じゃあ亜美がもらってたのは」

小鳥「そうそう亜美ちゃん、勝ったんだから堂々とプロデューサーさんを」

亜美「……」ビリビリ

小鳥「誘っ……おぉぉぉぉぉぉ!?」

870:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:52:15.49 ID:NfDfNI77O
真美「亜美!?」

亜美「う、嬉しくないもん!」

春香「……」

亜美「兄ちゃん無視してもらったチケットなんか、嬉しくないもん!一緒に行っても楽しくないよ!」

千早「……」

亜美「そ、それに、こんな、こんなの、兄ちゃんも喜ばないよ……グスッ」

「亜美……」

亜美「うわあぁぁぁぁん!!兄ちゃんごめんなさぁぁぁぁぁい!!」ギュッ

「お、おぅ……これに懲りたら悪いことするなよー」ナデナデ

亜美「うん……うん……」

877:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 18:57:17.89 ID:NfDfNI77O
「皆ももうこんな事は止めてくれよ、遊びとはいえ結構キツいぞ」

貴音「重々承知いたしました」

「まぁまぁ、雨降ってなんとやらだな」

律子「ちょっと違う気も」

美希「ハニー!これからはミキもっと素直になるの!」

「そうだね、何事も素直が一番」

伊織「今日からは小細工抜きの真っ向勝負」

「望むところだぞ!」

「?」

879:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 19:01:54.49 ID:NfDfNI77O
小鳥「うぅ……私の温泉チケット……」

小鳥「使わないなら返してくれたらいいのに……グスッ……私も泣きたい」

「音無さん音無さん」チョンチョン

小鳥「はい?」

「今回はありがとうございました、最初に音無さんが話してくれなかったらそのままへこんでたと思います」

小鳥「うぅっ、良かったですね……どうぞ皆と思う存分イチャイチャしてきてください」

「お礼と言っては何ですけど……」ボソボソ

小鳥「えっ!?」

「さぁ仕事仕事」

小鳥「ちょ、ちょっとプロデューサーさん!!今なんて言いました!?もう一回、もう一回言ってください!」

885:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 19:05:43.88 ID:NfDfNI77O
数日後

美希「ハニー……あーん」

「自分が先だぞ!」

雪歩「今日は私もお弁当作ってきたんですけど……」

あずさ「プロデューサーさん、今晩お暇でしたら晩酌いかがかしら?」

やよい「うっうー!ご飯連れてってくださーい!」

律子「モテモテですねぇ、プロデューサー殿」

「いやもうちょっと控え目にしてくれた方が」

春香「プロデューサー!マドレーヌですよ!マドレーヌ!」

886:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 19:11:08.43 ID:NfDfNI77O
千早「プ、プロデューサー、また二人でなら膝枕しても」

「一緒に服買いに行くって約束しましたよね!?」

伊織「この伊織ちゃんが遊んであげるのよ、喜びなさい」

亜美「兄ちゃん!亜美と遊びに行こうZE!」

真美「いーや!真美と行こうYO!」

貴音「私は多くは求めません、あなた様が最後に帰るところでさえあれば……」

「ひいぃ……」

889:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/14(土) 19:15:56.66 ID:NfDfNI77O
廊下

「ハァハァ……ある意味無視より辛い」

小鳥「誰かさんがはっきりしないからじゃないですかー」

「いやだってですね、こんな状況じゃ誰だってこうなりますよ」

小鳥「やれやれ」

「全く、落ち着いて仕事もできない」

小鳥「ところでプロデューサーさん」

「はい?」

小鳥「約束の温泉はいつですかねぇ?首を長ーくして待っているんですけど」

「あっはっはっは…………おおっとレッスンの時間だ!」ダッ

小鳥「あっ!もう……約束ですからねー!楽しみにしてますよー!」

おわる

元スレ
アイドル「皆でPを無視してみる」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1334215910/

Comment

  1. 匿名 より:

    やよいの口調が変

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  • 新年あけましておめでとうございます。 本日1月5日から平常更新再開いたしますので、改めて今年もよろしくお願いします。
PAGE TOP ↑